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R3後期-問27

重油燃焼によるボイラー及び附属設備の低温腐食の抑制方法に関するAからDまでの記述で、正しいもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。

A 燃焼ガス中の酸素濃度を上げる。

B 燃焼ガス温度を、給水温度にかかわらず、燃焼ガスの露点以上に高くする。

C 燃焼室及び煙道への空気漏入を防止し、煙道ガスの温度の低下を防ぐ。

D 重油に添加剤を加え、燃焼ガスの露点を上げる。

1:A、B

2:A、B、D

3:B、C

4:C、D

5:C

答:5

A 誤り。低温腐食を抑制するには、燃焼ガス中の酸素濃度を下げる。

B 誤り。燃焼ガス温度が露点以上に高くても、給水温度が低ければエコノマイザの伝熱面の温度が露点以下となり、低温腐食が発生する。給水温度を上げて、エコノマイザの伝熱面の温度が低くなりすぎないようにしなければならない。

C 正しい。燃焼室及び煙道への空気漏入を防止し、煙道ガスの温度の低下を防ぐ。

D 誤り。低温腐食を抑制するためには、重油に添加剤を加え、燃焼ガスの露点を下げる。

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