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R3前期-問17

ボイラーの蒸気圧力上昇時の取扱いについて、適切でないものは次のうちどれか。

1:点火後は、ボイラー本体に大きな温度差を生じさせないように、かつ、局部的な過熱を生じさせないように時間をかけ、徐々に昇圧する。

2:ボイラーをたき始めるとボイラー水の膨張により水位が上昇するので、2個の水面計の水位の動き具合に注意する。

3:蒸気が発生し始め、白色の蒸気の放出を確認してから、空気抜弁を閉じる。

4:圧力上昇中の圧力計の背面を点検のため指先で軽くたたくことは、圧力計を損傷するので行ってはならない。

5:整備した直後のボイラーでは、使用開始後にマンホール、掃除穴などの蓋取付け部は、漏れの有無にかかわらず、昇圧中や昇圧後に増し締めを行う。

答:4

1:正しい。点火後は、ボイラー本体に大きな温度差を生じさせないように、かつ、局部的な過熱を生じさせないように時間をかけ、徐々に昇圧する。

2:正しい。ボイラーをたき始めるとボイラー水の膨張により水位が上昇するので、2個の水面計の水位の動き具合に注意する。

3:正しい。蒸気が発生し始め、白色の蒸気の放出を確認してから、空気抜弁を閉じる。

4:誤り。ボイラーの蒸気圧力が上がり始めたときは、圧力計の背面を指先で軽くたたくなどして、圧力計の機能の良否を判断する。

5:正しい。整備した直後のボイラーでは、使用開始後にマンホール、掃除穴などの蓋取付け部は、漏れの有無にかかわらず、昇圧中や昇圧後に増し締めを行う。

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