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力学
H30前期-問32
図のように天井クレーンで質量20tの荷をつるとき、レールAが受ける力の値に最も近いものは1~5のうちどれか。
ただし、重力の加速度は9.8m/s2とし、ガーダ、クラブトロリ及びワイヤロープの質量は考えないものとする。
1:28kN
2:59kN
3:84kN
4:137kN
5:280kN
H30前期-問33
物体の質量及び比重に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
1:鉛1m3の質量は、約11.4tである。
2:物体の体積をV、その単位体積当たりの質量をdとすれば、その物体の質量Wは、W=V×dで求められる。
3:銅の比重は、約8.9である。
4:形状が立方体で均質な材質でできている物体では、各辺の長さが4倍になると質量は12倍になる。
5:アルミニウム1m3の質量と水2.7m3の質量は、ほぼ同じである。
H30前期-問34
次の文中の[ ]内に入れるAからCの語句の組合せとして、正しいものは1~5のうちどれか。
「水平面に置いてある物体を図に示すように傾けると、この物体に作用している[ A ]により生じた力が合力Wとして重心Gに鉛直に作用し、回転の中心△を支点として、物体を[ B ]とする方向に[ C ]として働く。」
1:A=重力 B=元に戻そう C=モーメント
2:A=重力 B=倒そう C=遠心力
3:A=復元力 B=元に戻そう C=引張応力
4:A=遠心力 B=倒そう C=引張応力
5:A=向心力 B=元に戻そう C=動荷重
H30前期-問35
天井クレーンで荷をつり上げ、つり荷を移動させるためにクレーンを10秒間に4m移動する速度で走行させながら10秒間に3m移動する速度で横行させ続けているとき、つり荷が10秒間に移動する距離は1~5のうちどれか。
1:1m
2:3m
3:4m
4:5m
5:7m
H30前期-問36
図のように、水平な床面に置いた質量Wの物体を床面に沿って引っ張り、動き始める直前の力Fの値が980Nであったとき、Wの値に最も近いものは1~5のうちどれか。
ただし、接触面の静止摩擦係数は0.6とし、重力の加速度は9.8m/s2とする。
1:60kg
2:100kg
3:143kg
4:167kg
5:200kg
H30前期-問37
荷重に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
1:荷を巻き下げているときに急制動すると、玉掛け用ワイヤロープには、衝撃荷重がかかる。
2:天井クレーンのガーダには、主に曲げ荷重がかかる。
3:クレーンの巻上げドラムの軸には、曲げ荷重とねじり荷重がかかる。
4:片振り荷重は、向きは同じであるが、大きさが時間とともに変わる荷重である。
5:クレーンのフックには、主に圧縮荷重がかかる。
H30前期-問38
図のような形状の鋳鉄製の直方体を2本の玉掛け用ワイヤロープを用いてつり角度60°でつるとき、1本のワイヤロープにかかる張力の値に最も近いものは1~5のうちどれか。
ただし、鋳鉄の1m3当たりの質量は7.2t、重力の加速度は9.8m/s2とする。また、荷の左右のつり合いは取れており、左右のワイヤロープの張力は同じとし、ワイヤロープ及び荷のつり金具の質量は考えないものとする。
1:18kN
2:20kN
3:25kN
4:35kN
5:41kN
H30前期-問39
天井から垂直につるした直径2cmの丸棒の先端に質量200kgの荷をつり下げるとき、丸棒に生じる引張応力の値に最も近いものは1~5のうちどれか。ただし、重力の加速度は9.8m/s2とし、丸棒の質量は考えないものとする。
1:2N/mm2
2:3N/mm2
3:6N/mm2
4:8N/mm2
5:9N/mm2
H30前期-問40
図のような組合せ滑車を用いて質量350kgの荷をつるとき、これを支えるために必要な力Fの値に最も近いものは1~5のうちどれか。
ただし、重力の加速度は9.8m/s2とし、滑車及びワイヤロープの質量並びに摩擦は考えないものとする。
1:175N
2:381N
3:429N
4:490N
5:858N
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