図のように天井クレーンで質量20tの荷をつるとき、レールAが受ける力の値に最も近いものは1~5のうちどれか。
ただし、重力の加速度は9.8m/s2とし、ガーダ、クラブトロリ及びワイヤロープの質量は考えないものとする。
1:28kN
2:59kN
3:84kN
4:137kN
5:280kN
答:2
① まず、支点A、Bにかかる力の合計を求める。
A+B=20,000kg×9.8m/s2=196kN
② 次に、荷の位置を支点に左右のモーメントがつり合っている状態を式にする。
7×A=3×B
③ ②の式に、①で求められる B=196-A を代入してAを求める。
7×A=3×(196-A)
7A=588-3A
7A+3A=588
A=58.8kN