ボイラーの容量及び効率に関するAからDまでの記述で、誤っているもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。
A 蒸気の発生に要する熱量は、蒸気圧力及び蒸気温度にかかわらず一定である。
B 換算蒸発量は、実際に給水から所要蒸気を発生させるために要した熱量を、2257kJ/㎏で除したものである。
C ボイラー効率は、実際蒸発量を全供給熱量で除したものである。
D ボイラー効率を算定するとき、燃料の発熱量は、一般に低発熱量を用いる。
1:A、B、D
2:A、C
3:A、D
4:B、C、D
5:B、D
答:2
A 誤り。蒸気の発生に要する熱量は、蒸気圧力、蒸気温度及び給水温度によって異なる。
B 正しい。換算蒸発量は、実際に給水から所要蒸気を発生させるために要した熱量を、2257kJ/㎏で除したものである。
C 誤り。ボイラー効率は、発生蒸気の吸収熱量を全供給熱量で除したものである。
D 正しい。ボイラー効率を算定するとき、燃料の発熱量は、一般に低発熱量を用いる。