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H31前期-問3

丸ボイラーと比較した水管ボイラーの特徴として、誤っているものは次のうちどれか。

1:ボイラー水の循環系路を確保するため、一般に、蒸気ドラム、水ドラム及び多数の水管で構成されている。

2:水管内で発生させた蒸気は、水管内部では停滞することはない。

3:燃焼室を自由な大きさに作ることができ、また、種々の燃料及び燃焼方式に適応できる。

4:使用蒸気量の変動による圧力変動及び水位変動が大きい。

5:給水及びボイラー水の処理に注意を要し、特に高圧ボイラーでは厳密な水管理を行う必要がある。

答:2

1:正しい。水管ボイラーは、ボイラー水の循環系路を確保するため、一般に、蒸気ドラム、水ドラム及び多数の水管で構成されている。

2:誤り。水管内で発生させた蒸気が水管内部で停滞すると、管の過熱を生じて焼損をきたすことになる。

3:正しい。水管ボイラーは、燃焼室を自由な大きさに作ることができ、また、種々の燃料及び燃焼方式に適応できる。

4:正しい。水管ボイラーは、使用蒸気量の変動による圧力変動及び水位変動が大きい。

5:正しい。水管ボイラーは、給水及びボイラー水の処理に注意を要し、特に高圧ボイラーでは厳密な水管理を行う必要がある。

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