ボイラーの休止中の保存法について、誤っているものは次のうちどれか。
1:ボイラーの燃焼側及び煙道は、すすや灰を完全に除去して、防錆せい油又は防錆剤などを塗布する。
2:乾燥保存法は、休止期間が3か月程度以内の比較的短期間休止する場合に採用される。
3:乾燥保存法では、ボイラー水を全部排出して内外面を清掃した後、少量の燃料を燃焼させ完全に乾燥させる。
4:満水保存法は、凍結のおそれがある場合には採用できない。
5:満水保存法では、月に1~2回、保存水の薬剤の濃度などを測定し、所定の値を保つよう管理する。
答:2
1:正しい。ボイラーの燃焼側及び煙道は、すすや灰を完全に除去して、防錆油又は防錆剤などを塗布する。
2:誤り。休止期間が3か月程度以内の場合は満水保存法が採用され、休止期間が長期にわたる場合は乾燥保存法が採用される。
3:正しい。乾燥保存法では、ボイラー水を全部排出して内外面を清掃した後、少量の燃料を燃焼させ完全に乾燥させる。
4:正しい。満水保存法は、凍結のおそれがある場合には採用できない。
5:正しい。満水保存法では、月に1~2回、保存水の薬剤の濃度などを測定し、所定の値を保つよう管理する。