ボイラーの水位制御に関し、次のうち誤っているものはどれか。
1:水位制御は、負荷の変動に応じて給水量を調節するものである。
2:電極式水位検出器は、検出筒内部の水の純度が高くなると水の導電性が低下し、検出器が正常に作動しなくなる。
3:フロート式水位検出器の水側連絡管には、呼び径20A以上の管を使用し、曲げ部分は内部の掃除が容易にできる構造とする。
4:フロート式水位検出器の水側連絡管に設けるバルブ又はコックは、直流形の構造とする。
5:2要素式水位制御とは、ドラム水位だけを検出し、その変化に応じて給水量を調節する制御方式で、負荷変動が激しいとき良好な制御ができる。
答:5
1:正しい。水位制御は、負荷の変動に応じて給水量を調節するものである。
2:正しい。電極式水位検出器は、検出筒内部の水の純度が高くなると水の導電性が低下し、検出器が正常に作動しなくなる。
3:正しい。フロート式水位検出器の水側連絡管には、呼び径20A以上の管を使用し、曲げ部分は内部の掃除が容易にできる構造とする。
4:正しい。フロート式水位検出器の水側連絡管に設けるバルブ又はコックは、直流形の構造とする。
5:誤り。2要素式水位制御とは、ドラム水位と蒸気流量を検出し、両者の変化に応じて給水量を調節する制御方式で、負荷変動が激しいとき良好な制御ができる。