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H30前期-問9

クレーンの種類、形式及び用途に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

1:橋形クレーンは、ガーダに脚部を設けたクレーンで、一般に、地上又は床上に設けたレール上を移動するが、作業範囲を広げるためクレーンガーダにスイングレバーと呼ばれる張り出し部を設け、走行レールの外側につり荷が移動できるようにしたものもある。

2:引込みクレーンの水平引込みをさせるための機構には、ロープトロリ式及びマントロリ式がある。

3:クライミング式ジブクレーンのクライミング方法には、マストクライミング方式とフロアークライミング方式がある。

4:レードルクレーンは、主に造船所で使用される特殊な構造のクレーンで、ジブの水平引き込みができる。

5:アンローダは、コンテナの陸揚げ・積込み用としてコンテナ専用のつり具を備えたクレーンである。

答:3

1:誤り。橋形クレーンは、ガーダに脚部を設けたクレーンで、一般に、地上又は床上に設けたレール上を移動するが、作業範囲を広げるため、走行レールの外側にカンチレバーを設けたものもある。

2:誤り。引込みクレーンの水平引込みをさせるための機構には、ダブルリンク式、スイングレバー式、ロープバランス式などがある。

3:正しい。クライミング式ジブクレーンのクライミング方法には、マストクライミング方式とフロアークライミング方式がある。

4:誤り。レードルクレーンは、製鋼工場で溶鋼鍋を運搬する特殊なクレーンである。

5:誤り。アンローダは、鉄鉱石などのばら物を荷役するための専用のクレーンである。コンテナクレーンは、コンテナの陸揚げ・積込み用としてコンテナ専用のつり具を備えたクレーンである。

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