電圧、電流、抵抗及び電力に関し、誤っているものは次のうちどれか。
1:回路の抵抗が同じ場合、回路に流れる電流が大きいほど回路が消費する電力は大きくなる。
2:同じ物質の導体の場合、長さが2倍になると抵抗の値は2倍になり、断面積が2倍になると抵抗の値は1/2倍になる。
3:交流の電圧、電流の大きさは、通常、1サイクル中の最大値ではなく、実効値で表される。
4:抵抗を並列につないだときの合成抵抗の値は、個々の抵抗の値のどれよりも大きい。
5:電動機の巻線に電流が流れたとき、巻線の抵抗により電力の一部が熱損失となって失われる。
答:4
1:正しい。回路の抵抗が同じ場合、回路に流れる電流が大きいほど回路が消費する電力は大きくなる。
2:正しい。同じ物質の導体の場合、長さが2倍になると抵抗の値は2倍になり、断面積が2倍になると抵抗の値は1/2倍になる。
3:正しい。交流の電圧、電流の大きさは、通常、1サイクル中の最大値ではなく、実効値で表される。
4:誤り。抵抗を並列につないだときの合成抵抗の値は、個々の抵抗の値のどれよりも小さい。
5:正しい。電動機の巻線に電流が流れたとき、巻線の抵抗により電力の一部が熱損失となって失われる。