クレーンの玉掛用具として、法令上、使用することが禁止されていないワイヤロープは次のうちどれか。
1:公称径が18mmのワイヤロープにおいて、直径が16mmに減少しているもの
2:構成6×24のワイヤロープ1よりの間において、12本の素線が切断しているもの
3:キンクしたもの
4:著しい形くずれがあるもの
5:著しい腐食があるもの
答:2
1:誤り。直径の減少が公称径の7%を超えるワイヤロープを、クレーン、移動式クレーン又はデリックの玉掛用具として使用してはならない。
*18mm×7%=1.26mm 18mm-1.26mm=16.74mm
2:正しい。ワイヤロープ1よりの間において、10%以上の素線が切断しているワイヤロープを、クレーン、移動式クレーン又はデリックの玉掛用具として使用してはならない。
*6×24×10%=14.4
3:誤り。キンクしたワイヤロープを、クレーン、移動式クレーン又はデリックの玉掛用具として使用してはならない。
4:誤り。著しい形くずれがあるワイヤロープを、クレーン、移動式クレーン又はデリックの玉掛用具として使用してはならない。
5:誤り。著しい腐食があるワイヤロープを、クレーン、移動式クレーン又はデリックの玉掛用具として使用してはならない。