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ストラテジ系
H21春期-問1
コンプライアンス経営を説明したものはどれか。
ア:株主に対して企業活動の正当性を保持するために、経営管理が適切に行われているかどうかを監視し、点検する。
イ:株主やそのほかの利害関係者に対して、経営活動の内容、実績に関する説明責任を負う。
ウ:企業倫理に基づき、ルール、マニュアル、チェックシステムなどを整備し、法令や社会規範を遵守した企業活動を行う。
エ:投資家やアナリストに対して、投資判断に必要な正確な経営情報を適時に、かつ継続して提供する。
H21春期-問2
個人情報保護法において、“個人情報”の対象となるものはどれか。
ア:企業の名称、電話番号、住所など、特定の企業が識別できる情報
イ:記名方式で取得したアンケートから、回答だけを集計して作成した報告書
ウ:氏名、生年月日、住所が記入された顧客台帳
エ:年代別顧客の人数分布と売上金額が表示された表
H21春期-問3
システム開発に関するRFP(Request For Proposal)の提示元及び提示先として、適切なものはどれか。
ア:情報システム部門からCIOに提示する。
イ:情報システム部門からベンダに提示する。
ウ:情報システム部門から利用部門に提示する。
エ:ベンダからCIOに提示する。
H21春期-問4
商品市場での過当な競争を避け、まだ顧客のニーズが満たされていない市場のすきま、すなわち小さな市場セグメントに焦点を合わせた事業展開で、競争優位を確保しようとする企業戦略はどれか。
ア:ニッチ戦略
イ:プッシュ戦略
ウ:プランド戦略
エ:プル戦略
H21春期-問5
情報技術を利用して顧客に関する情報を収集、分析し、長期的視点から顧客と良好な関係を築いて自社の顧客として囲い込み、収益の拡大を図る手法はどれか。
ア:BSC
イ:CRM
ウ:ERP
エ:PPM
H21春期-問6
SaaSを説明したものはどれか。
ア:コンピュータ設備の利用をサービスとして提供し、使用料を課金する。
イ:情報システム部門の機能の一部を受託し、業務委託料を課金する。
ウ:ソフトウェアの機能を複数の企業にインターネット経由でサービスとして提供し、使用料を課金する。
エ:ソフトウェアをダウンロードさせる対価としてライセンス料を課金する。
H21春期-問7
いずれも時価100円の四つの株式があり、そのうちの一つに投資したい。経済の成長が高成長、中成長、低成長の場合、それぞれの株式の予想値上がり幅が表のとおりであるとき、値上がり幅の期待値が最も高い株式はどれか。ここで、高成長、中成長、低成長になる確率はそれぞれ0.4、0.4、0.2であり、経済が成長しない場合は考えないものとする。
ア:A
イ:B
ウ:C
エ:D
H21春期-問9
不正競争防止法の営業秘密に該当するものはどれか。
ア:インターネットで公開されている技術情報を印刷し、部外秘と表示してファイリングした資料
イ:限定された社員の管理下にあり、施錠した書庫に保管している、自社に関する不正取引の記録
ウ:社外秘としての管理の有無にかかわらず、秘密保持義務を含んだ就業規則に従って勤務する社員が取り扱う書類
エ:秘密保持契約を締結した下請業者に対し、部外秘と表示して開示したシステム設計書
H21春期-問10
プロダクトポートフォリオマネジメントでは、縦軸に市場成長率、横軸に市場占有率をとったマトリックス図を四つの象限に区分し、製品の市場における位置付けを分析して資源配分を検討する。四つの象限のうち、市場成長率は低いが市場占有率を高く保っている製品の位置付けはどれか。
ア:金のなる木
イ:花形製品
ウ:負け犬
エ:問題児
H21春期-問11
業務プロセスのモデルを説明したものはどれか。
ア:システム開発でプログラム作成に必要なデータ、機能などを記載したもの
イ:システム開発を外部委託するときの提案依頼に必要な条件を明示したもの
ウ:システム化の対象となるビジネスの活動やデータの流れを明示したもの
エ:システムの開発、運用、保守に必要な組織、資源などを記載したもの
H21春期-問12
サプライチェーンマネジメントの効果はどれか。
ア:小売店舗などの商品の販売情報を即時に知ることができる。
イ:知識や知見をデータベース化し、ビジネス上で効果的に活用できる。
ウ:調達から製造、物流、販売までの一連のプロセスを改善し、納期、コストの最適化を図ることができる。
エ:電話、FAX、電子メールなど多様な手段による顧客からの各種問合せに対し、即時に対応することができる。
H21春期-問14
売価が20万円の新商品を売り出して、8,000万円を売り上げた。固定費は4,000万円であり、利益は2,000万円のマイナスであった。利益をマイナスにしないためには、あと何個以上売る必要があるか。
ア:100
イ:200
ウ:400
エ:800
H21春期-問16
損益計算書を説明したものはどれか。
ア:一会計期間における経営成績を表示したもの
イ:一会計期間における現金収支の状況を表示したもの
ウ:企業の一定時点における財務状態を表示したもの
エ:純資産の部の変動額を計算し表示したもの
H21春期-問17
グループウェア導入の目的として、適切なものはどれか。
ア:PC、周辺機器などの機器に組み込んで、ハードウェアの基本的な制御を行う。
イ:共同作業の場を提供することによって、組織としての業務効率を高める。
ウ:ハードウェアとソフトウェアが一体となったセキュリティ製品の導入によって、企業におけるインターネット利用のセキュリティを強化する。
エ:パッケージ化されたソフトウェア群を導入することによって、システムの開発期間の短縮及び保守の効率化を図る。
H21春期-問19
コアコンピタンス経営を説明したものはどれか。
ア:競合企業に対して優位に立つために、既に事業を確立している他社の経営資源を獲得する。
イ:事業の組合せの最適化を図り、それぞれの事業を単独で運営する場合よりも大きな効果が得られるようにする。
ウ:他社にまねのできない独自のノウハウや技術などに経営資源を集中し、競争優位を確立する。
エ:他社のベストプラクティス(優れた事例)を参考にして、現状の業務プロセスを抜本的に改善・改革する。
H21春期-問20
BPRを説明したものはどれか。
ア:顧客のニーズにきめ細かく対応し、顧客の利便性と満足度を高めるために、企業の情報システムを再構築すること
イ:企業の活動を、調達、開発、製造、販売、サービスといった側面からとらえ、情報システムを再構築すること
ウ:企業の業務効率や生産性を改善するために、既存の組織やビジネスルールを全面的に見直して、再構築すること
エ:企業の戦略を、四つの視点(財務の視点、顧客の視点、業務プロセスの視点、学習と成長の視点)から再評価し、再構築すること
H21春期-問21
図は、クレジットカードを利用した取引を表す。⑤に該当する行為はどれか。ここで、①~⑥は取引の順序を表している。
ア:売上代金の請求(売上票又は売上データの送付)
イ:クレジットカードの提示及び売上票へのサイン
ウ:利用代金の支払
エ:利用代金の請求(利用代金明細書の送付)
H21春期-問22
経営理念を説明したものはどれか。
ア:企業が活動する際に指針となる基本的な考え方であり、企業の存在意義や価値観などを示したもの
イ:企業が競争優位性を構築するために活用する資源であり、一般的に人・物・金・情報で分類されるもの
ウ:企業の将来の方向を示したビジョンを具現化するための意思決定計画であり、長期・中期・短期の別に策定されるもの
エ:企業のもつ個性、固有の企業らしさのことで社風とも呼ばれ、長年の企業活動の中で生み出され定着してきたもの
H21春期-問23
1個の製品Aは3個の部品Bと2個の部品Cで構成されている。ある期間の生産計画において、製品Aの需要量が10個であるとき、部品Bの正味所要量(総所要量から引当可能在庫量を差し引いたもの)は何個か。ここで、部品Bの在庫残が5個あり、ほかの在庫残、仕掛残、注文残、引当残などは考えないものとする。
ア:20
イ:25
ウ:30
エ:45
H21春期-問24
不正アクセス禁止法において違法となる行為はどれか。
ア:インターネットの通信販売の広告において、事業者氏名などの表示義務を怠った。
イ:音楽用CDを、無断で複製し販売した。
ウ:個人情報を含む名簿を、無断で名簿業者などに販売した。
エ:他人のIDを無断で使用して、インターネットオークションに出品や入札をした。
H21春期-問25
システム開発における要件定義プロセスを説明したものはどれか。
ア:新たに構築する業務、システムの仕様、及びシステム化の範囲と機能を明確にし、それらをシステム取得者側の利害関係者間で合意する。
イ:経営事業の目的、目標を達成するために必要なシステムの要求事項をまとめ、そのシステム化の方針と実現計画を策定する。
ウ:システム要件とソフトウェア要件を定義し、システム方式とソフトウェア方式を設計して、システム及びソフトウェア製品を構築する。
エ:ソフトウェア要件どおりにソフトウェアが実現されていることやシステム要件どおりにシステムが実現されていることをテストする。
H21春期-問27
翌月の製造量は、翌月の販売見込量-当月末の在庫量で算出される。翌月の販売見込量が、当月までの3か月の販売実績量の移動平均によって設定されるとき、9月の製造量の算出式を示したものはどれか。
H21春期-問28
ジャストインタイム生産方式を説明したものはどれか。
ア:1人又は数人の作業員が、生産の全工程を担当する方式
イ:顧客からの注文を受けてから、生産を開始する方式
ウ:生産開始時の計画に基づき、見込み数量を生産する方式
エ:必要な物を、必要なときに、必要な量だけ生産する方式
H21春期-問29
経営組織のうち、事業部制組織の説明はどれか。
ア:社内組織を小集団に分け、全体を構成する一部の機能として相互作用的に活動させる。
イ:商品企画、購買、製造、営業といった同じ職能を行う単位で、社内組織を分割する。
ウ:製品や市場ごとに社内組織を分割し、利益責任単位として権限と目標が与えられる。
エ:二つの異なる組織体系に社員が所属することによって、必要に応じて業務に柔軟に対処する。
H21春期-問31
プロダクトライフサイクルに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
ア:導入期では、キャッシュフローはプラスになる。
イ:成長期では、製品の特性を改良し、他社との差別化を図る戦略をとる。
ウ:成熟期では、他社からのマーケットの参入が相次ぎ、競争が激しくなる。
エ:衰退期では、成長性を高めるため広告宣伝費の増大が必要である。
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