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マネジメント系
H22春期-問31
Aさんだと10日、Bさんだと15日かかるプログラム開発の作業がある。これをAさんとBさんが一緒に作業した場合、何日かかるか。ここで、2人で作業を行った場合もそれぞれの作業効率は変わらないものとする。
ア:5
イ:6
ウ:7.5
エ:12.5
H22春期-問32
サービスマネジメントのPDCAサイクルのうち、A(Act)で実施することはどれか。
ア:サービスマネジメントの適用範囲や資源などを明確にする。
イ:資源の活用状況の測定やプロセスの監視を行う。
ウ:資源の活用に関する改善目標の設定やプロセスの改善などを行う。
エ:割り当てられた資源の管理や、サービスデスク及び運用者を含むチームの管理などを行う。
H22春期-問33
ある開発プロジェクトでソフトウェア結合テストを終了し、システムの機能を確認するシステムテストを行っている。このシステムテストで、あるプログラムに不良が多発しているとの報告があった。プロジェクトマネージャが最初に行うべきこととして、最も適切なものはどれか。
ア:システムテストを中断し、ソフトウェア結合テストからやり直す。
イ:テストの進捗に遅れが出ないようにするために、問題のあるプログラムのテスト要員を増やす。
ウ:問題のあるプログラムの品質を再評価し、システムテストへの影響を把握する。
エ:問題のあるプログラムをテスト対象から外し、プログラムを再作成する。
H22春期-問34
ソフトウェア結合テストに関して説明したものはどれか。
ア:関連する業務処理を行っているシステムを結合して、正常に稼働することを確認する。
イ:すべての命令や分岐条件などを網羅するホワイトボックステストによってプログラムが仕様書どおりに動作することを確認する。
ウ:プログラマが検証ツールやチェックリストを利用して、プログラムがコーディング基準に従って作成されていることを確認する。
エ:プログラム間のインターフェースが整合していることを確認する。
H22春期-問36
合意済みのシステム要件に対し、機能追加となる変更依頼を顧客から受けた。このときの受託側の対応として、適切なものはどれか。
ア:運用設計担当者が、変更を行うかどうかを判断する。
イ:決定権を持つ会議や責任者が、変更を行うかどうかを判断する。
ウ:当該顧客の営業担当者が、変更を行うかどうかを判断する。
エ:変更に係るソフトウェアの開発担当者が主体となって、変更を行うかどうかを判断する。
H22春期-問37
ソフトウェア開発とその取引の適正化に向けて、それらのベースとなる作業項目を一つ一つ定義し、標準化したものはどれか。
ア:SLCP
イ:WBS
ウ:オブジェクト指向
エ:データ中心アプローチ
H22春期-問38
ある企業では、業務を遂行する上で違法行為や不正、ミスやエラーなどを防止し、組織が健全かつ有効・効率的に運営されるように基準や業務手続きを定め、管理・監視を行うことにした。これを表わすものとして最も適切なものはどれか。
ア:情報モラル
イ:内部設計
ウ:内部統制
エ:プライバシ
H22春期-問39
部門サーバに対するファシリティマネジメントにおける環境整備の実施事項として、適切なものはどれか。
ア:ウィルス対策ソフトを導入した。
イ:定められた時刻にバックアップが実施されるなどの自動運転機能を設けた。
ウ:設置場所は水漏れのおそれのある排水管の近くを避けた。
エ:ネットワークを介して伝送する情報などを暗号化する機能を設けた。
H22春期-問40
表計算ソフトを利用して、次の3種類のワークシートを作成した。それぞれのワークシートをプログラムと考えるとき、これらのワークシートの動作を確認するテストのうち、結合テストに相当するものはどれか。
(1)4~9月の各月の売上をすべて入力すると、その合計を計算するワークシート”上半期”
(2)10~3月の各月の売上をすべて入力すると、その合計を計算するワークシート”下半期”
(3)ワークシート”上半期”の売上合計とワークシート”下半期”の売上合計を加えて年間の売上合計を自動計算し、月別のグラフを表示するワークシート”年間”
ア:ワークシート”上半期”、ワークシート”下半期”のいずれにおいても、1か月分の売上を入力しなかった場合には、各ワークシート上で売上合計がエラーになることをテストする。
イ:ワークシート”上半期”に4~9月の各月の売上を、ワークシート”下半期”に10~3月の各月の売上を入力し、それぞれのワークシート内で半期の売上合計が正しく計算されることをテストする。
ウ:ワークシート”上半期”の売上合計とワークシート”下半期”の売上合計が、ワークシート”年間”に正しく反映されることをテストする。
エ:ワークシート”上半期”の売上合計とワークシート”下半期”の売上合計を手計算することによって合算し、別途手計算で算出した年間の売上合計と一致することをテストする。
H22春期-問41
サービスサポートにおける管理機能のうち、ハードウェア、ソフトウェアといったIT資産を網羅的に洗い出し、IT資産の管理台帳に記録し管理するものはどれか。
ア:インシデント管理
イ:構成管理
ウ:問題管理
エ:リリース管理
H22春期-問42
企業の内部監査の一環で実施されるシステム監査の内容として、適切なものはどれか。
ア:システム運用者が、自部門の業務がルールどおりに実施されているかを、自己点検票を使用して確認した。
イ:システム開発者が、次期システムの要件をシステムの利用者へのアンケート調査によって確認した。
ウ:システム部門以外の者が、システム部門での業務がルールどおり実施されているかを、チェックシートを使用して確認した。
エ:システム部門の者が、社内で所有する情報機器が台帳の記載どおりに設置されているかを実地棚卸によって確認した。
H22春期-問43
業務用サーバの停電対策として導入予定の自家発電設備は、停電を感知してから安定した電源供給が得られるまでに1分かかる。その1分間のサーバ用電源を確保するために必要な装置はどれか。
ア:A/Dコンバータ
イ:RAID
ウ:UPS
エ:ファイアウォール
H22春期-問44
プロジェクトにおける開発予算に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
ア:開発計画は総開発予算に基づき作成するものなので、個々の作業ごとの見積りを積算して計画してはならない。
イ:開発予算と実績の差異を監視し、必要に応じて計画変更を行う。
ウ:開発予算は直接資材調達に対するもので、プロジェクトに参加する社員の人件費は含めない。
エ:類似プロジェクトの有無にかかわらず、ファンクションポイント法を用いて詳細な見積もりを行う。
H22春期-問46
プロジェクトマネージャが行うプロジェクト関係者とのコミュニケーションに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
ア:どのような報告をいつ、だれに対してどのような方法で行うか、プロジェクトの開始時点で決めておく。
イ:発注者にプロジェクトの進捗報告を行うときは、開発担当者が作成した進捗報告をそのまま使用する。
ウ:プロジェクトチームのメンバとのコミュニケーションは、連絡の迅速性を重視して口頭で行う。
エ:プロジェクトの規模にかかわらず、定期的にプロジェクト内外の関係者全員を集めた進捗状況確認の会議を開催する。
H22春期-問47
プログラムの単体テストに関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア:作成したプログラムごとのテストは行わず、複数のプログラムを組み合わせ、一括してテストする。
イ:テスト仕様は、システム要件を定義する際に作成する。
ウ:テストデータは、システムの利用者が作成する。
エ:ロジックの網羅性も含めてテストをする。
H22春期-問48
ITサービスにおいて、問題が発生したときの解決プロセスにはインシデント管理と問題管理がある。インシデント管理の説明として、適切なものはどれか。
ア:将来発生する可能性のある問題の原因を取り除き、問題発生を未然に防ぐ。
イ:発生した問題によって生じたサービスの低下や停止から、可能な限り迅速にサービスを復旧させる。
ウ:発生した問題によって生じた変更を、効果的かつ効率的に実施する。
エ:発生した問題の根本原因を突き止めて、恒久的な解決策を提供する。
H22春期-問49
ソフトウェアの受入れに関する記述として、適切なものはどれか。
ア:受入れでは、そのソフトウェア開発者の支援などの関与があってはならない。
イ:受入れでは、そのソフトウェアの開発で用いた詳細設計書に基づいて、取得者がレビュー及びテストする。
ウ:受入れは、そのソフトウェアの開発者が主体的に行う。
エ:受入れは、そのソフトウェアの取得者が行い、開発者は受入れを支援する。
H22春期-問50
図は開発するソフトウェアの動作ロジックを検討し、その結果を文書化した流れ図の一部である。このような作業を実施するのはソフトウェア開発のどの段階か。
ア:システム方針設計
イ:システム要件定義
ウ:ソフトウェア詳細設計
エ:ソフトウェア要件定義
H22春期-問50
図は開発するソフトウェアの動作ロジックを検討し、その結果を文書化した流れ図の一部である。このような作業を実施するのはソフトウェア開発のどの段階か。
ア:システム方針設計
イ:システム要件定義
ウ:ソフトウェア詳細設計
エ:ソフトウェア要件定義
H22春期-問51
表計算ソフトのマクロ機能を活用し、製品ごとの営業イベントの成果を分析するプログラムを作成しようとしている。このプログラムのソフトウェア要件定義の作業として適切なものはどれか。
ア:組み込むマクロの動作ロジックを検討し、コーディングする。
イ:組み込んだマクロが正しく動作するか、テスト用のデータで試してみる。
ウ:集計するデータ項目としてどのようなものが必要であるかを洗い出す。
エ:分析対象年度の製品ごとの各月の売上データを表計算ソフトに入力する。
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