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マネジメント系
H25秋期-問28
IT統制は、ITに係る全般統制や業務処理統制などに分類される。全般統制はそれぞれの業務処理統制が有効に機能する環境を保証する統制活動のことをいい、業務処理統制は業務を管理するシステムにおいて承認された業務が全て正確に処理、記録されることを確保するための統制活動のことをいう。統制活動に関する記述のうち、業務処理統制に当たるものはどれか。
ア:外部委託を統括する部門による外部委託先のモニタリング
イ:基幹ネットワークに関するシステム運用管理
ウ:人事システムの機能ごとに利用者を限定するアクセス管理の仕組み
エ:全社的なシステム開発・保守規程
H25秋期-問29
サービスデスクに関する説明として、適切なものはどれか。
ア:サービスデスクは自動応答する仕組みでなければならない。
イ:自社内に設置するものであり、当該業務をアウトソースすることはない。
ウ:システムの操作方法などの問合せを電子メールや電話で受け付ける。
エ:受注などの電話を受けるインバウンドと、セールスなどの電話をかけるアウトバウンドに分類できる。
H25秋期-問32
プロジェクト・スコープ・マネジメントで実施する作業として、適切なものはどれか。
ア:プロジェクトチームを編成し、要員を育成する。
イ:プロジェクトに必要な作業を、過不足なく抽出する。
ウ:プロジェクトのステークホルダを把握し、連絡方法を決定する。
エ:プロジェクトのリスクを識別し、対策案を検討する。
H25秋期-問33
利用者がITサービスプロバイダと契約する際、双方の間でサービスの品質と範囲を明文化する文書はどれか。
ア:サービスカタログ
イ:サービス文書
ウ:サービスレベル合意書
エ:サービスレベル要件
H25秋期-問34
ソフトウェア開発プロジェクトにおいて、上流工程から順に工程を進めることにする。要件定義、システム設計、詳細設計の工程ごとに完了判定を行い、最後にプログラミングに着手する。このプロジェクトで適用するソフトウェア開発モデルはどれか。
ア:ウォータフォールモデル
イ:スパイラルモデル
ウ:段階的モデル
エ:プロトタイピングモデル
H25秋期-問35
システムテストで実施する作業の説明として、適切なものはどれか。
ア:検出されたバグを修正したときには、バグを検出したテストケースだけをやり直す。
イ:正常な値を入力したときのテストを優先し、範囲外の値の入力や必須項目が未入力のときのテストは省略する。
ウ:設計書の仕様に基づくだけでなく、プログラムのコードを理解し、不具合を修正しながらテストする。
エ:ソフトウエアの機能的なテストだけでなく、性能などの非機能要件もテストする。
H25秋期-問36
個人に特定の席を割り当てずに共有の席を用意し、出社した従業員が空いている席を使って仕事を行うオフィスの形態はどれか。
ア:フリーアドレス
イ:フリーウェア
ウ:フリーフォーマット
エ:フリーメール
H25秋期-問38
内部監査として社内で実施したシステム監査の結果を踏まえて行われる改善活動のうち、システム監査人が実施するものはどれか。
ア:改善実施計画書に基づいて個々の改善を実施する。
イ:改善実施計画書を承認する。
ウ:改善実施事項を決定して改善実施計画書を策定する。
エ:改善実施状況を把握してその改善結果を評価する。
H25秋期-問39
プロジェクトマネジメントの活動には、プロジェクト・コスト・マネジメント、プロジェクト・スコープ・マネジメント、プロジェクト・タイム・マネジメント、プロジェクト統合マネジメントなどがある。プロジェクト統合マネジメントで実施する内容として、適切なものはどれか。
ア:プロジェクトのスケジュールを作成し、進捗状況や変更要求に応じてスケジュールの調整を行う。
イ:プロジェクトの成功のために必要な作業を、過不足なく洗い出す。
ウ:プロジェクトの立上げ、計画、実行、終結などのライフサイクルの中で、変更要求に対してコスト・期間の調整を行う。
エ:プロジェクトの当初の予算と進捗状況から、費用が予算内に収まるように管理を行う。
H25秋期-問40
システム開発を、システム要件定義、システム方式設計、ソフトウェア要件定義、ソフトウェア方式設計、ソフトウェア詳細設計の順で実施するとき、ソフトウェア詳細設計で初めて決定する項目として、適切なものはどれか。
ア:コーディングを行う単位となる個々のプログラムの仕様
イ:ソフトウェアに必要な機能と応答時間
ウ:対象ソフトウェアの最上位レベルの構造
エ:複数のソフトウェア間のインタフェースに関する仕様
H25秋期-問41
システム開発プロジェクトにおいて、プログラム作成の生産性を向上させるための施策として、新しく参加したメンバに対し、開発ツールの利用スキル向上のトレーニングを計画した。この施策の効果を評価する指標として、最も適切なものはどれか。
ア:トレーニングの参加者の延べ人数
イ:トレー二ングの実施回数
ウ:メンバ1人当たりの1日のプログラム作成量
エ:メンバ各自がトレーニングに参加した合計時間
H25秋期-問42
プロジェクトにおいて、当初のプロジェクト範囲に含まれている、予測はできるが発生することが確実ではないイベントの対策費用のことをコンティンジェンシー予備という。あるシステム開発プロジェクトにおいて、開発を受注したベンダ側のプロジェクトマネージャが計上するコストのうち、コンティンジェンシー予備に分類するのが適切なものはどれか。
ア:開発環境で機器が故障したときの機器の入替えに必要なコスト
イ:開発進捗を管理するプロジェクトリーダの作業に必要なコスト
ウ:プロジェクトスコープ外のユーザの新しい要求に対応するために必要なコスト
エ:プロジェクトで採用を予定している、システムの品質管理ツールの購入に必要なコスト
H25秋期-問43
システム開発における設計手順として、求められる要件を明確にしていく順に並べたものはどれか。
ア:業務要件の定義、システム要件定義、ソフトウェア要件定義
イ:業務要件の定義、ソフトウェア要件定義、システム要件定義
ウ:システム要件定義、業務要件の定義、ソフトウェア要件定義
エ:システム要件定義、ソフトウェア要件定義、業務要件の定義
H25秋期-問44
サービスデスクのインシデント管理に関する評価指標①~③のうち、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
①SLAで定められた目標対応時間内に対応が完了したインシデントの割合
②インシデントの平均解決時間
③対応が終了していないインシデントの割合
ア:①、②
イ:①、③
ウ:②、③
エ:①、②、③
H25秋期-問45
次のような活動を行うプロジェクトマネジメントの知識エリアとして、適切なものはどれか。
システム開発において、結合テスト開始前に、顧客から機能の追加要求があり、スコープの変更を行うことにした。本番稼働日は変更できないとのことなので、応援チームの編成とスケジュールの調整を行い、変更した計画について変更管理委員会の承認を得た。
ア:プロジェクト・コスト・マネジメント
イ:プロジェクト調達マネジメント
ウ:プロジェクト統合マネジメント
エ:プロジェクト品質マネジメント
H25秋期-問46
システム開発プロジェクトにおいて、類似している他のプロジェクトの実績を基準として、単体テストの不具合発生率を評価することにした。品質計画におけるこの手法はどれか。
ア:統計的サンプリング
イ:パレート分析
ウ:ファンクションポイント法
エ:ベンチマーク
H25秋期-問47
無停止のシステムを実現するために、システムの方式を設計するときの検討事項として、適切なものはどれか。
ア:ソフトウェアの部品化
イ:データの暗号化
ウ:ハードウェアの省電力化
エ:ハードウェアの多重化
H25秋期-問48
ソフトウェア、データベースなどを契約で指定されたとおりに初期設定し、実行環境を整備する作業はどれか。
ア:ソフトウェア受入れ
イ:ソフトウェア結合
ウ:ソフトウェア導入
エ:ソフトウェア保守
H25秋期-問49
ITサービス提供のためのIT機器類を設置しているデータセンタにおいて、IT機器類の冷却や電源、建物への入退館といった物理的環境面での管理を責務とする活動として、適切なものはどれか。
ア:アセットマネジメント
イ:インシデント管理
ウ:サービスレベル管理
エ:ファシリティマネジメント
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