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R1後期-問32

物体に働く摩擦力に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。

1:他の物体に接触し、その接触面に沿う方向の力が作用している物体が静止しているとき、接触面に働いている摩擦力を静止摩擦力という。

2:静止摩擦力は、物体に徐々に力を加えて物体が接触面に沿って動き出す瞬間に最大となる。

3:運動摩擦力の大きさは、物体の接触面に作用する垂直力の大きさと接触面積に比例する。

4:物体に働く運動摩擦力は、最大静止摩擦力より小さい。

5:円柱状の物体を動かす場合、転がり摩擦力は滑り摩擦力に比べると小さい。

答:3

1:正しい。他の物体に接触し、その接触面に沿う方向の力が作用している物体が静止しているとき、接触面に働いている摩擦力を静止摩擦力という。

2:正しい。静止摩擦力は、物体に徐々に力を加えて物体が接触面に沿って動き出す瞬間に最大となる。

3:誤り。摩擦力の大きさは、物体の接触面に作用する垂直力の大きさには比例するが、接触面積の大きさには関係しない。

4:正しい。物体に働く運動摩擦力は、最大静止摩擦力より小さい。

5:正しい。円柱状の物体を動かす場合、転がり摩擦力は滑り摩擦力に比べると小さい。

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