デリックの種類・形式に関し、次のうち誤っているものはどれか。
1:スチフレッグデリックの巻上げ・巻下げ、旋回及びブームの起伏の各運動機構は、ガイデリックと同様であるが、旋回は通常240°が限度である。
2:ガイデリックは、1本の直立したマストを6本以上のガイロープによって支えるもので、ブームはガイロープをくぐるようにして360°まで旋回する。
3:ジンポールデリックは、1本のマストとこれを支える3本以上のガイロープ、ウインチ及び付属品で構成され、マストを傾斜させて使用する。
4:鳥居形デリックは、2本のステーにより直立したマストの安定を保ち、通常、数個のつり具の組合せにより荷の巻上げ・巻下げを行う。
5:二又デリックは、2本のマストを互いに交差させ、2本以上のガイロープにより支えるもので、交差部に巻上げ用ワイヤロープが取り付けられる。
答:4
1:正しい。スチフレッグデリックの巻上げ・巻下げ、旋回及びブームの起伏の各運動機構は、ガイデリックと同様であるが、旋回は通常240°が限度である。
2:正しい。ガイデリックは、1本の直立したマストを6本以上のガイロープによって支えるもので、ブームはガイロープをくぐるようにして360°まで旋回する。
3:正しい。ジンポールデリックは、1本のマストとこれを支える3本以上のガイロープ、ウインチ及び付属品で構成され、マストを傾斜させて使用する。
4:誤り。鳥居形デリックは、ガイロープによって本体の安定を保ち、通常、数個のつり具の組合せにより荷の巻上げ・巻下げを行う。
5:正しい。二又デリックは、2本のマストを互いに交差させ、2本以上のガイロープにより支えるもので、交差部に巻上げ用ワイヤロープが取り付けられる。