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力学
H18前期-問32
スパンの長さが14mの天井クレーンに質量10tの荷をつり、図のような位置にクラブがあったとき、ランウェイが受ける力の正しい組合せは次のうちどれか。
ただし、ガーダ、クラブ等の質量は考えないものとする。
1:R1=63kN R2=35kN
2:R1=49kN R2=49kN
3:R1=42kN R2=56kN
4:R1=35kN R2=63kN
5:R1=28kN R2=70kN
H18前期-問33
質量と比重に関し、次のうち誤っているものはどれか。
1:銅1m3当りの質量は、およそ2.7tである。
2:体積が同一であれば、水は氷より重い。
3:物体の質量とその物体と同じ体積の4℃の純水の質量との比をその物体の比重という。
4:同じ長さのアルミニウムの丸棒の直径が3倍になると、その質量は9倍になる。
5:物体の質量をW、その体積をVとすれば、物体の単位体積当りの質量dは、d=W/Vで表される。
H18前期-問34
重心に関し、次のうち誤っているものはどれか。
1:物体を構成する各部分にはそれぞれ重力が作用しているが、それらの合力の作用点を重心という。
2:ある物体の重心は一定の点であり、置き方が変わっても物体内の重心の位置は変わらない。
3:物体の重心は、物体の内部にあるとは限らない。
4:物体を一点づりすると、その重心は必ずロープの鉛直線上にくる。
5:物体は一般的に重心の位置が高いほど安定する。
H18前期-問36
材料の強さ、変形に関し、次のうち誤っているものはどれか。
1:引張試験において、材料が切断するまでにかけられる最大の荷重を安全荷重という。
2:変形した量のもとの量に対する割合をひずみという。
3:安全な静荷重より小さな動荷重であっても、くり返し負荷すると、材料が破壊されることがある。
4:材料に引張荷重や圧縮荷重が作用し、材料が伸びたり、縮んだりして形の変わることを変形という。
5:材料に荷重をかけると、荷重が小さい間は荷重に応じて変形が生ずるが、荷重を取り除くと元の形に戻る。
H18前期-問37
50mm×80mmの長方形断面の角材に8kNの引張荷重が作用するときの引張応力は、次のうちどれか。
1:1N/mm2
2:2N/mm2
3:4N/mm2
4:8N/mm2
5:16N/mm2
H18前期-問38
摩擦力に関し、次のうち誤っているものはどれか。
1:他の物体に接触して静止している物体に接触面に沿う方向の力が作用するとき、接触面に働く抵抗を静止摩擦力という。
2:物体が他の物体に接触しながら運動しているときに働く摩擦力を運動摩擦力という。
3:最大静止摩擦力は、運動摩擦力より小さい。
4:摩擦力は、接触面が滑らかな方が、荒い方より小さい。
5:ころがり摩擦力は、すべり摩擦力に比べると非常に小さい。
H18前期-問39
図のように質量28tの荷を、つり角度60°で4本の玉掛け用ワイヤロープを用いてつるとき、使用することができる最小径のワイヤロープは、次のうちどれか。
1:ワイヤロープの直径(mm)=28 切断荷重(kN)=359
2:ワイヤロープの直径(mm)=30 切断荷重(kN)=412
3:ワイヤロープの直径(mm)=33.5 切断荷重(kN)=514
4:ワイヤロープの直径(mm)=35.5 切断荷重(kN)=577
5:ワイヤロープの直径(mm)=40 切断荷重(kN)=732
H18前期-問40
図のような組合せ滑車を使用し、質量6tの荷をつり上げるために必要な最小の力Fは、次のうちどれか。
ただし、滑車の質量、摩擦等は考えないものとする。
1:4.9kN
2:11.8kN
3:14.8kN
4:19.6kN
5:24.5kN
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