鋼製蒸気ボイラー(貫流ボイラー及び小型ボイラーを除く。)の水面測定装置に関するAからDまでの記述で、その内容が法令に定められているもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。
A ボイラーには、ガラス水面計を2個以上取り付けなければならないが、遠隔指示水面測定装置を1個取り付けたものでは、そのうちの1個をガラス水面計でない水面測定装置とすることができる。
B 水柱管とボイラーを結ぶ蒸気側連絡管を、水柱管及びボイラーに取り付ける口は、水面計で見ることができる最高水位より下でなければならない。
C 最高使用圧力1.6MPaを超えるボイラーの水柱管は、鋳鉄製としてはならない。
D ガラス水面計でない水面測定装置として験水コックを設ける場合には、3個以上取り付けなければならないが、胴の内径が750㎜以下で、かつ、伝熱面積が10m2未満のボイラーにあっては、その数を2個とすることができる。
1:A、B
2:A、B、D
3:A、C、D
4:B、C
5:C、D
答:5
A 誤り。ボイラーには、ガラス水面計を2個以上取り付けなければならないが、遠隔指示水面測定装置を2個取り付けたものでは、そのうち1個をガラス水面計でない水面測定装置とすることができる。
B 誤り。水柱管とボイラーを結ぶ蒸気側連絡管を、水柱管及びボイラーに取り付ける口は、水面計で見ることができる最高水位より下であってはならない。
C 正しい。最高使用圧力1.6MPaを超えるボイラーの水柱管は、鋳鉄製としてはならない。
D 正しい。ガラス水面計でない水面測定装置として験水コックを設ける場合には、3個以上取り付けなければならないが、胴の内径が750㎜以下で、かつ、伝熱面積が10m2未満のボイラーにあっては、その数を2個とすることができる。
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