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R4後期-問3

炉筒煙管ボイラーに関し、次のうち適切でないものはどれか。

1:戻り燃焼方式では、燃焼ガスが、炉筒前部から炉筒後部へ流れ、そして炉筒後部で反転して前方に戻る一連の流れを2パスと数える。

2:他の丸ボイラーに比べ、構造が複雑で内部は狭く、掃除や検査が困難なため、良質の水を供給することが必要である。

3:ウェットバック式には、燃焼ガスが炉筒の内面に沿って前方に戻る方式のものがある。

4:エコノマイザや空気予熱器を設けることは構造上可能であるが、ボイラー効率は80%までである。

5:全ての組立てを製造工場で行い、完成状態で運搬できるパッケージ形式にしたものが多い。

答:4

1:正しい。戻り燃焼方式では、燃焼ガスが、炉筒前部から炉筒後部へ流れ、そして炉筒後部で反転して前方に戻る一連の流れを2パスと数える。

2:正しい。他の丸ボイラーに比べ、構造が複雑で内部は狭く、掃除や検査が困難なため、良質の水を供給することが必要である。

3:正しい。ウェットバック式には、燃焼ガスが炉筒の内面に沿って前方に戻る方式のものがある。

4:誤り。エコノマイザや空気予熱器を設け、ボイラー効率が90%に及ぶものがある。

5:正しい。全ての組立てを製造工場で行い、完成状態で運搬できるパッケージ形式にしたものが多い。

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