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R4後期-問1

熱及び蒸気に関し、次のうち誤っているものはどれか。

1:蒸発潜熱は、飽和水から飽和蒸気になるために費やされる熱量である。

2:圧力1MPa、温度180℃の乾き飽和蒸気を加熱して圧力1MPa、温度210℃の過熱蒸気にしたとき、この蒸気の過熱度は16.7%である。

3:放射伝熱によって伝わる熱量は、高温物体の絶対温度の四乗と低温物体の絶対温度の四乗との差に比例する。

4:放射伝熱は、物体が保有する内部エネルギーの一部を電磁波の形で放出し、それが他の物体面に当たり吸収される熱移動である。

5:熱と仕事は共にエネルギーの形態で、熱量3.6MJは、電気的仕事量1kWhに相当する。

答:2

1:正しい。蒸発潜熱は、飽和水から飽和蒸気になるために費やされる熱量である。

2:誤り。圧力1MPa、温度180℃の乾き飽和蒸気を加熱して圧力1MPa、温度210℃の過熱蒸気にしたとき、この蒸気の過熱度は30Kである。※210℃-180℃=30K

3:正しい。放射伝熱によって伝わる熱量は、高温物体の絶対温度の四乗と低温物体の絶対温度の四乗との差に比例する。

4:正しい。放射伝熱は、物体が保有する内部エネルギーの一部を電磁波の形で放出し、それが他の物体面に当たり吸収される熱移動である。

5:正しい。熱と仕事は共にエネルギーの形態で、熱量3.6MJは、電気的仕事量1kWhに相当する。

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