ボイラーの送気開始時及び運転中の取扱いに関するAからDまでの記述で、正しいもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。
A 送気開始時は、ドレンを切り、暖管を十分に行った後、主蒸気弁を段階的に少しずつ開き全開状態にしてから、少し戻して送気する。
B 油だきボイラーの燃焼状態を監視し、火炎が輝白色で、炉内が明るいかなどを確認し、その状態を保つ。
C 運転中、水面計の水位に全く動きがないときは、元弁が閉まっているか、又は水側連絡管に詰まりが生じている可能性があるので、直ちに水面計の機能試験を行う。
D 送気し始めると、ボイラーの圧力が上昇するので、圧力計を見ながら燃焼量を調節する。
1:A、B、C
2:A、C
3:A、C、D
4:A、D
5:B、D
答:2
A 正しい。送気開始時は、ドレンを切り、暖管を十分に行った後、主蒸気弁を段階的に少しずつ開き全開状態にしてから、少し戻して送気する。
B 誤り。油だきボイラーの燃焼状態を監視し、火炎がオレンジ色で、炉内の見通しがきくかなどを確認し、その状態を保つ。火炎が輝白色で、炉内が明るい場合は、空気量が多い。
C 正しい。運転中、水面計の水位に全く動きがないときは、元弁が閉まっているか、又は水側連絡管に詰まりが生じている可能性があるので、直ちに水面計の機能試験を行う。
D 誤り。送気し始めると、ボイラーの圧力が降下するので、圧力計を見ながら燃焼量を調節する。