Home > ボイラーの構造(A1~A10) > R3前期-A-問3

R3前期-A-問3

炉筒煙管ボイラーに関し、次のうち適切でないものはどれか。

1:水管ボイラーに比べ、伝熱面積当たりの保有水量が多いので、蒸気使用量の変動による水位変動が小さい。

2:内だき式のボイラーで、煙管には伝熱効果の高いスパイラル管を用いているものが多い。

3:ドライバック式は、後部煙室が胴の後部鏡板の外に設けられた構造である。

4:燃焼ガスが閉じられた炉筒後部で反転して前方に戻る「戻り燃焼方式」を採用し、燃焼室熱負荷を低くしたものがある。

5:圧力は、主として1MPa程度で、工場用又は暖房用として広く用いられている。

答:4

1:正しい。炉筒煙管ボイラーは、水管ボイラーに比べ、伝熱面積当たりの保有水量が多いので、蒸気使用量の変動による水位変動が小さい。

2:正しい。炉筒煙管ボイラーは、内だき式のボイラーで、煙管には伝熱効果の高いスパイラル管を用いているものが多い。

3:正しい。炉筒煙管ボイラーのドライバック式は、後部煙室が胴の後部鏡板の外に設けられた構造である。

4:誤り。炉筒煙管ボイラーには、燃焼ガスが閉じられた炉筒後部で反転して前方に戻る「戻り燃焼方式」を採用し、燃焼室熱負荷を高くしたものがある。

5:正しい。炉筒煙管ボイラーの圧力は、主として1MPa程度で、工場用又は暖房用として広く用いられている。

スポンサーリンク

Home > ボイラーの構造(A1~A10) > R3前期-A-問3

Page Top

© 2011-2023 過去問.com