水位検出器の点検・整備に関し、次のうち誤っているものはどれか。
1:1日に1回以上、ボイラー水を上下させることにより、水位検出器の作動状況を調べる。
2:電極式水位検出器では、検出筒内の水のブローを1日に1回以上行い、水の純度の上昇による電気伝導率の低下を防ぐ。
3:電極式水位検出器の検出筒の分解・掃除の際には、電極棒を細か目のサンドペーパーで磨き、電流を通しやすくする。
4:フロート式水位検出器のベローズの破損の有無は、ベローズの内部の鉄さびの発生、水分の付着などによっても判断できる。
5:フロート式水位検出器の水銀スイッチにおける両接点間の電気抵抗は、スイッチ開のときは抵抗がゼロで、閉のときは無限大であることをテスターでチェックする。
答:5
1:正しい。1日に1回以上、ボイラー水を上下させることにより、水位検出器の作動状況を調べる。
2:正しい。電極式水位検出器では、検出筒内の水のブローを1日に1回以上行い、水の純度の上昇による電気伝導率の低下を防ぐ。
3:正しい。電極式水位検出器の検出筒の分解・掃除の際には、電極棒を細か目のサンドペーパーで磨き、電流を通しやすくする。
4:正しい。フロート式水位検出器のベローズの破損の有無は、ベローズの内部の鉄さびの発生、水分の付着などによっても判断できる。
5:誤り。フロート式水位検出器の水銀スイッチにおける両接点間の電気抵抗は、スイッチ閉のときは抵抗がゼロで、開のときは無限大であることをテスターでチェックする。
- Back: H21後期-A-問13
- Next: H21後期-A-問15