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H26春期-問95

[中問C]
稟議システムに関する次の記述を読んで、問に答えよ。

F社の総務部では、社員(役員を含む)による購買や契約などの申請と承認を行うシステム(以下、稟議システムという)を構築することにした。総務部のGさんは、稟議システムの申請画面と申請の流れについて検討を行っている。
申請画面の入力項目は、表1のとおりである。

稟議システムを用いた申請の流れは、次のとおりである。
(1)申請者が申請画面に必要事項の入力を行う。申請前に稟議を一時保存できる。
(2)必要事項の入力が完了した後に、稟議の申請を行う。
(3)申請された稟議は、同意者の参照が可能となる。
(4)同意者は、稟議に問題がなければ同意し、問題があれば差戻しを行う。
(5)同意者が全て同意した後に、承認者は申請された稟議について、承認処理が可能となる。
(6)承認者は、稟議に問題がなければ承認し、問題があれば差戻しを行う。

稟議システムは、申請、同意、差戻し、承認の各画面に表示した実行ボタンが押されることによって処理を実行し、入力項目と日時を履歴として保存する。申請前の入力情報は、履歴としては保存しない。差戻しされた稟議は、申請者が編集可能で再申請できる状態となる。

稟議システムを用いた申請の流れは、通常(1)~(6)の順番で行われるが、分岐して流れが変わる場合がある。次のうち、流れが変わる処理はどれか。

ア:申請者が申請前に稟議を一時保存する処理

イ:申請者が申請を行った後、同意者が稟議を参照可能とする処理

ウ:全ての同意者が同意後に、承認者が稟議を承認可能とする処理

エ:問題があれば差戻しを行う際の処理

答:エ

ア:誤り。(1)より、申請者が申請前に稟議を一時保存する処理を行っても、流れの変更はない。

イ:誤り。(2)より、申請者が申請を行った後、同意者が稟議を参照可能とする処理を行っても、流れの変更はない。

ウ:誤り。(5)より、全ての同意者が同意後に、承認者が稟議を承認可能とする処理を行っても、流れの変更はない。

エ:正しい。問題があれば差戻しを行う際の処理を行うと、(4)から(1)または(6)から(1)へ戻る。

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