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H26春期-問96

[中問C]
稟議システムに関する次の記述を読んで、問に答えよ。

F社の総務部では、社員(役員を含む)による購買や契約などの申請と承認を行うシステム(以下、稟議システムという)を構築することにした。総務部のGさんは、稟議システムの申請画面と申請の流れについて検討を行っている。
申請画面の入力項目は、表1のとおりである。

稟議システムを用いた申請の流れは、次のとおりである。
(1)申請者が申請画面に必要事項の入力を行う。申請前に稟議を一時保存できる。
(2)必要事項の入力が完了した後に、稟議の申請を行う。
(3)申請された稟議は、同意者の参照が可能となる。
(4)同意者は、稟議に問題がなければ同意し、問題があれば差戻しを行う。
(5)同意者が全て同意した後に、承認者は申請された稟議について、承認処理が可能となる。
(6)承認者は、稟議に問題がなければ承認し、問題があれば差戻しを行う。

稟議システムは、申請、同意、差戻し、承認の各画面に表示した実行ボタンが押されることによって処理を実行し、入力項目と日時を履歴として保存する。申請前の入力情報は、履歴としては保存しない。差戻しされた稟議は、申請者が編集可能で再申請できる状態となる。

稟議システムによって履歴として保存された内容から、確認できないものはどれか。

ア:申請、同意、差戻し、承認が実施された日時

イ:申請から承認までに掛かった時間

ウ:申請前の修正回数

エ:差戻しが行われた回数

答:ウ

ア:誤り。申請、同意、差戻し、承認は、どのタイミングでも、実行ボタンが押されることで日時が履歴として保存されるので、実施された日時を確認できる。

イ:誤り。申請でも承認でも、日時が履歴として保存されるので、申請から承認までに掛かった時間を確認できる。

ウ:正しい。申請前の入力情報は、履歴として保存されないので、申請前の修正回数を確認できない。

エ:誤り。差戻しによって、日時が履歴として保存されるので、差戻しが行われた回数を確認できる。

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