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H26春期-問94

[中問C]
稟議システムに関する次の記述を読んで、問に答えよ。

F社の総務部では、社員(役員を含む)による購買や契約などの申請と承認を行うシステム(以下、稟議システムという)を構築することにした。総務部のGさんは、稟議システムの申請画面と申請の流れについて検討を行っている。
申請画面の入力項目は、表1のとおりである。

稟議システムを用いた申請の流れは、次のとおりである。
(1)申請者が申請画面に必要事項の入力を行う。申請前に稟議を一時保存できる。
(2)必要事項の入力が完了した後に、稟議の申請を行う。
(3)申請された稟議は、同意者の参照が可能となる。
(4)同意者は、稟議に問題がなければ同意し、問題があれば差戻しを行う。
(5)同意者が全て同意した後に、承認者は申請された稟議について、承認処理が可能となる。
(6)承認者は、稟議に問題がなければ承認し、問題があれば差戻しを行う。

稟議システムは、申請、同意、差戻し、承認の各画面に表示した実行ボタンが押されることによって処理を実行し、入力項目と日時を履歴として保存する。申請前の入力情報は、履歴としては保存しない。差戻しされた稟議は、申請者が編集可能で再申請できる状態となる。

申請画面での入力間違いを防ぐために、複数の入力項目間でシステムが行うことのできるエラーチェックはどれか。

ア:決裁金額の入力が必要な種別の場合、決裁金額の入力がされているかどうか。

イ:件名に対して、決裁金額が妥当かどうか。

ウ:稟議内容が、件名に対して適切な記述になっているかどうか。

エ:稟議内容に対して、必要な添付資料があるかどうか。

答:ア

ア:正しい。決裁金額の入力が必要な種別の場合、決裁金額の未入力はシステムでチェックできる。

イ:誤り。件名に対して、決裁金額が妥当かどうかは、件名に対する決済金額範囲が決められていない限り、システムでは判断できない。

ウ:誤り。稟議内容が、件名に対して適切な記述になっているかどうかは、件名に対する稟議内容が決められていない限り、システムでは判断できない。

エ:誤り。稟議内容に対して、必要な添付資料があるかどうかは、稟議内容に対する添付資料が決められていない限り、システムでは判断できない。

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