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労働衛生(有害業務以外)

R4前期-問28

厚生労働省の「職場における受動喫煙防止のためのガイドライン」において、「喫煙専用室」を設置する場合に満たすべき事項として定められていないものは、次のうちどれか。

1:喫煙専用室の出入口において、室外から室内に流入する空気の気流が、0.2m/s以上であること。

2:喫煙専用室のたばこの煙が室内から室外に流出しないよう、喫煙専用室は、壁、天井等によって区画されていること。

3:喫煙専用室の出入口における室外から室内に流入する空気の気流について、6か月以内ごとに1回、定期に測定すること。

4:喫煙専用室のたばこの煙が屋外又は外部の場所に排気されていること。

5:喫煙専用室の出入口の見やすい箇所に必要事項を記載した標識を掲示すること。

解答と解説

R4前期-問29

厚生労働省の「事業者が講ずべき快適な職場環境の形成のための措置に関する指針」において、快適な職場環境の形成のための措置の実施に関し、考慮すべき事項とされていないものは次のうちどれか。

1:継続的かつ計画的な取組

2:快適な職場環境の基準値の達成

3:労働者の意見の反映

4:個人差への配慮

5:潤いへの配慮

解答と解説

R4前期-問30

厚生労働省の「職場における腰痛予防対策指針」に基づく腰痛予防対策に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1:腰部保護ベルトは、重量物取扱い作業に従事する労働者全員に使用させるようにする。

2:重量物取扱い作業の場合、満18歳以上の男性労働者が人力のみにより取り扱う物の重量は、体重のおおむね50%以下となるようにする。

3:重量物取扱い作業の場合、満18歳以上の女性労働者が人力のみにより取り扱う物の重量は、男性が取り扱うことのできる重量の60%位までとする。

4:重量物取扱い作業に常時従事する労働者に対しては、当該作業に配置する際及びその後1年以内ごとに1回、定期に、医師による腰痛の健康診断を行う。

5:立ち作業の場合は、身体を安定に保持するため、床面は弾力性のない硬い素材とし、クッション性のない作業靴を使用する。

解答と解説

R4前期-問31

虚血性心疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:虚血性心疾患は、門脈による心筋への血液の供給が不足したり途絶えることにより起こる心筋障害である。

2:虚血性心疾患発症の危険因子には、高血圧、喫煙、脂質異常症などがある。

3:虚血性心疾患は、心筋の一部分に可逆的な虚血が起こる狭心症と、不可逆的な心筋壊死が起こる心筋梗塞とに大別される。

4:心筋梗塞では、突然激しい胸痛が起こり、「締め付けられるように痛い」、「胸が苦しい」などの症状が長時間続き、1時間以上になることもある。

5:狭心症の痛みの場所は、心筋梗塞とほぼ同じであるが、その発作が続く時間は、通常数分程度で、長くても15分以内におさまることが多い。

解答と解説

R4前期-問32

メタボリックシンドロームの診断基準に関する次の文中の[  ]内に入れるAからCの語句の組合せとして、正しいものは1~5のうちどれか。

「日本では、内臓脂肪の蓄積があり、かつ、血中脂質(中性脂肪、HDLコレステロール)、[ A ]、[ B ]の三つのうち[ C ]が基準値から外れている場合にメタボリックシンドロームと診断される。」

1:A=血圧 B=空腹時血糖 C=いずれか一つ

2:A=血圧 B=空腹時血糖 C=二つ以上

3:A=γ-GTP B=空腹時血糖 C=二つ以上

4:A=γ-GTP B=尿蛋白 C=いずれか一つ

5:A=γ-GTP B=尿蛋白 C=二つ以上

解答と解説

R4前期-問33

労働衛生管理に用いられる統計に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:ある事象と健康事象との間に、統計上、一方が多いと他方も多いというような相関関係が認められたとしても、それらの間に因果関係があるとは限らない。

2:集団を比較する場合、調査の対象とした項目のデータの平均値が等しくても分散が異なっていれば、異なった特徴をもつ集団であると評価される。

3:健康管理統計において、ある時点での検査における有所見者の割合を有所見率といい、一定期間において有所見とされた人の割合を発生率という。

4:生体から得られたある指標が正規分布である場合、そのばらつきの程度は、平均値や最頻値によって表される。

5:静態データとは、ある時点の集団に関するデータであり、動態データとは、ある期間の集団に関するデータである。

解答と解説

R4前期-問34

食中毒に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:毒素型食中毒は、食物に付着した細菌により産生された毒素によって起こる食中毒で、ボツリヌス菌によるものがある。

2:感染型食中毒は、食物に付着した細菌そのものの感染によって起こる食中毒で、サルモネラ菌によるものがある。

3:O-157は、ベロ毒素を産生する大腸菌で、腹痛や出血を伴う水様性の下痢などを起こす。

4:ノロウイルスによる食中毒は、冬季に集団食中毒として発生することが多く、潜伏期間は、1~2日間である。

5:腸炎ビブリオ菌は、熱に強い。

解答と解説

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