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労働衛生(有害業務以外)
H20前期-問28
疾病休業統計に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1:病休度数率は、在籍労働者の延実労働時間100万時間当たりの疾病休業件数で示される。
2:病休強度率は、在籍労働者の延実労働時間1000時間当たりの疾病休業延日数で示される。
3:延実労働時間数には、残業時間数、休日労働時間数も算入する。
4:疾病休業延日数には、年次有給休暇のうち疾病によることが明らかなものも含める。
5:負傷が原因となって引き続き発生した疾病については、疾病休業件数には含めない。
H20前期-問29
事務室における必要換気量Q(m3/h)を算出する式として、正しいものは1~5のうちどれか。
ただし、AからDは次のとおりとする。
A 外気の二酸化炭素濃度
B 室内二酸化炭素基準濃度
C 室内二酸化炭素濃度の測定値
D 在室者全員が呼出する二酸化炭素量(m3/h)
H20前期-問30
至適温度に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
1:至適温度は、感覚温度ともいわれる。
2:至適温度は、年齢、性別などによって異なる。
3:季節や被服の変化は、至適温度に影響を与えない。
4:デスクワークの場合の至適温度は、筋的作業の場合のそれより低い。
5:至適温度は、気温に、湿度及び放射熱(ふく射熱)を加味した温度感覚の総合的指標である。
H20前期-問31
厚生労働省の「労働者の心の健康の保持増進のための指針」において、心の健康づくり対策の進め方として示されている4つのメンタルヘルスケアに該当しないものは、次のうちどれか。
1:労働者自身がストレスや心の健康について理解し、自らのストレスの予防や対処を行うセルフケア
2:メンタルヘルス不調の労働者を参加させ、その個別的問題を把握することにより、心の健康づくり対策の具体的な措置を検討する衛生委員会によるケア
3:管理監督者が、職場環境等の改善や労働者からの相談への対応を行うラインによるケア
4:産業医、衛生管理者等が、心の健康づくり対策の提言や労働者及び管理監督者に対する支援を行う事業場内産業保健スタッフ等によるケア
5:メンタルヘルスケアに関する専門的な知識を有する事業場外の機関及び専門家を活用し支援を受ける事業場外資源によるケア
H20前期-問32
厚生労働省の「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」に基づく措置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1:書類上及びキーボード上における照度は、300ルクス以上になるようにする。
2:ディスプレイ画面上における照度は、500ルクス以上になるようにする。
3:ディスプレイに表示する文字は、文字の高さがおおむね3mm以上とする。
4:ディスプレイは、おおむね40cm以上の視距離が確保できるようにし、画面の上端が、眼と同じ高さか、やや下になるようにする。
5:単純入力型又は拘束型に該当するVDT作業については、一連続作業時間が1時間を超えないようにし、次の連続作業までの間に10~15分の作業休止時間を設けるようにする。
H20前期-問33
火傷の救急処置等に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
1:火傷の分類では、Ⅰ度が最も重症で、皮膚は白っぽくなったり、ただれてくる。
2:水疱ができる程度の火傷は、Ⅱ度に分類される。
3:生じた水疱は、破って十分消毒した後、ガーゼを当てる。
4:化学薬品がかかった場合には、直ちに中和剤により中和した後、水で洗浄する。
5:火傷部には、できるだけ早く軟膏や油類を塗り、空気を遮断する。
H20前期-問34
骨折に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
1:開放骨折のことを複雑骨折という。
2:骨にひびが入った状態のことを単純骨折という。
3:副子を手や足に当てるときは、その先端が手先や足先から出ないようにする。
4:骨折が疑われる部位は、よく動かしてその程度を知る必要がある。
5:脊髄損傷が疑われる場合は、事故者を硬い板の上に乗せて搬送してはならない。
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