労働衛生保護具等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1:防じんマスクは、有害ガスの存在する場所や酸素濃度が18%未満の場所では使用してはならない。
2:防毒マスクは、顔面と面体の密着性を保つため、しめひもを適切に締めるとともに、耳にかけることなく、後頭部において固定する。
3:防音保護具として、100dB以下の騒音には耳栓が有効であるが、100dBを超える騒音は、耳覆い(イヤーマフ)を併用しなければ遮音することができない。
4:遮光保護具は、アーク溶接・切断作業、高熱作業等の作業の種類に応じて適切な遮光度番号のものを選定して使用する。
5:保護クリームは、作業中に有害な物質が直接皮膚に付着しないようにする目的で塗布するもので、作業終了とともに完全に洗い落とすようにする。
答:3
1:正しい。防じんマスクは、有害ガスの存在する場所や酸素濃度が18%未満の場所では使用してはならない。
2:正しい。防毒マスクは、顔面と面体の密着性を保つため、しめひもを適切に締めるとともに、耳にかけることなく、後頭部において固定する。
3:誤り。騒音を85dB以下に落すことが難聴を防ぐことになり、防音保護具として耳栓の利用が有効であるが、耳栓だけでは十分な遮音性能が得られない場合には、耳覆い(イヤーマフ)を併用するとよい。
4:正しい。遮光保護具は、アーク溶接・切断作業、高熱作業等の作業の種類に応じて適切な遮光度番号のものを選定して使用する。
5:正しい。保護クリームは、作業中に有害な物質が直接皮膚に付着しないようにする目的で塗布するもので、作業終了とともに完全に洗い落とすようにする。