コーポレートガバナンスの観点から、経営の意思決定プロセスを監視・監督する機能を強化する方法として、最も適切なものはどれか。
ア:社長室への出入りを監視するためのカメラを設置する。
イ:定期的に私立探偵に経営者の素行調査を依頼する。
ウ:取締役の一部を社外取締役にする。
エ:法学部出身者を内部監査部門の社員として雇用する。
答:ウ
ア:誤り。社長室への出入りを監視しても、経営の意思決定には作用しない。
イ:誤り。経営者の素行調査は、経営の意思決定には作用しない。
ウ:正しい。経営の意思決定は、取締役会で行われるため、利害関係の少ない社外取締役の採用は、監視・監督する機能の強化として有効である。
エ:誤り。内部監査部門の社員は、経営の意思決定に関わらない。