個人情報を他社に渡した事例のうち、個人情報保護法において、本人の同意が必要なものはどれか。
ア:親会社の新製品を案内するために、顧客情報を親会社へ渡した。
イ:顧客リストの作成が必要になり、その作業を委託するために、顧客情報をデータ入力業者へ渡した。
ウ:身体に危害を及ぼすリコール対象製品を回収するために、顧客情報をメーカヘ渡した。
エ:請求書の配送業務を委託するために、顧客情報を配送業者へ渡した。
答:ア
ア:正しい。親会社であっても第三者にあたるため、本人の同意が必要になる。
イ:誤り。個人情報の取り扱いの業務の一部(データ入力)を委託することは、第三者への提供にあたらないため、本人の同意は必要ない。
ウ:誤り。身体の保護のために必要があって、本人の同意を得ることが困難であれば、利用目的を超えて個人情報を取り扱うことができる。
エ:誤り。利用目的(請求書の配送)の達成に必要な範囲であれば、第三者への提供にあたらないため、本人の同意は必要ない。