企業戦略におけるアライアンスの効果として適切なものはどれか。
ア:異文化をもった相手企業が合併や買収によって加わることで、混乱や摩僚が生じることがあるが、有形・無形の経営資源を得ることができる。
イ:外部の専門業者にその企業にとって中核でない業務を委託することによって、企業本来の業務に人員をシフトすることができる。
ウ:技術提携、生産や販売の委託、合弁会社の設立などによって、複数の企業が互いの独自性を維持しながら連携を強化することができる。
エ:グループ企業の株式を保有することによって、本社機能に特化した会社形態として経営を行うことができる。
答:ウ
ア:誤り。異文化をもった相手企業が合併や買収によって加わることで、混乱や摩僚が生じることがあるが、有形・無形の経営資源を得ることができるのは、M&Aの効果である。
イ:誤り。外部の専門業者にその企業にとって中核でない業務を委託することによって、企業本来の業務に人員をシフトすることができるのは、アウトソーシングの効果である。
ウ:正しい。技術提携、生産や販売の委託、合弁会社の設立などによって、複数の企業が互いの独自性を維持しながら連携を強化することができるのは、アライアンスの効果である。
エ:誤り。グループ企業の株式を保有することによって、本社機能に特化した会社形態として経営を行うことができるのは、持株会社の効果である。