A工場では、製品Xを生産している。今週金曜日に受注した大口注文に対応するために、翌週できるだけ多く生産することにした。次の条件で生産するとき、翌週金曜日の終業時に出荷可能となる製品Xは何台か。ここで、各自の部品在庫数、製品Xの製造台数及び出荷可能台数は表のとおりである。
[条件]
・製品Xの生産台数は、1日に最大12台である。
・今週金曜日に製品Xの60台分の部品を発注し、発注した部品は、翌週金曜日の始業時に納品される。
・他の注文に対する出荷は無いものとする。
・製造上の不良品は発生しない。
ア:57
イ:60
ウ:72
エ:75
答:ウ
[火曜日]
製品Xの部品在庫数:45-12=33
当日の製品Xの製造台数:12
終業時の製品Xの出荷可能台数:27+12=39
[水曜日]
製品Xの部品在庫数:33-12=21
当日の製品Xの製造台数:12
終業時の製品Xの出荷可能台数:39+12=51
[木曜日]
製品Xの部品在庫数:21-12=9
当日の製品Xの製造台数:9(部品在庫不足)
終業時の製品Xの出荷可能台数:51+9=60
[金曜日]
製品Xの部品在庫数:0+60=60
当日の製品Xの製造台数:12
終業時の製品Xの出荷可能台数:60+12=72
よって正解はウとなる。