システム開発案件A、B、Cのうち、採算性があるものはどれか。ここで、採算検討の対象期間はシステムのサービス開始後の5年目までとし、サービス開始後は、毎年、システムのメンテナンス費用が初期投資額の10%発生するものとする。
ア:AとB
イ:BとC
ウ:CとA
エ:AとBとC
答:ア
毎年メンテナンス費用が発生するので、初期投資額と5年間のメンテナンス費用を合算して、システム効果と比較する。
費用:初期投資額+初期投資額×10%×5年間
効果:システム効果×5年間
Aの費用:250+250×0.1×5=375
Aの効果:80×5=400
Bの費用:450+450×0.1×5=675
Bの効果:140×5=700
Cの費用:700+700×0.1×5=1050
Cの効果:200×5=1000
よって効果が上回るのはAとBで正解はアとなる。