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コミュニケーション技術
第24回-問題33
コミュニケーションに関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。
1:「なぜ」「どうして」の聞き方は問い詰められているように相手が感じることがある。
2:まず相手との関係づくりが大切である。
3:自分の非言語的な行動が持つメッセージを意識しておく。
4:よく知っている人であるという思い込みが、相手の心情を見えにくくする。
5:相手との親密度に関係なくパーソナル・スペースは一定である。
第24回-問題34
コミュニケーションの基本に関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。
1:自分自身の感情に気付く。
2:伝えたいことを明確に伝える。
3:相手の言葉が出にくい時は次々と話しかける。
4:状況に応じて技法を使い分ける。
5:相手をありのまま受け止める。
第24回-問題36
失語症(aphasia)の人のコミュニケーションに関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。
1:感覚性失語のある人には、五十音表を用いる。
2:感覚性失語のある人には、絵カードを用いる。
3:感覚性失語のある人には、手話を用いる。
4:運動性失語のある人には、大きな声で話をする。
5:運動性失語のある人には、「はい」「いいえ」で答えられる質問をする。
第24回-問題37
介護記録に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。
1:介護を実施したその日のうちに行う。
2:訂正は修正液で行う。
3:情報保護のため電子メールで利用者情報を送信する。
4:すぐに記録できるよう記録類は机の上に広げておく。
5:勤務時間内に記録できなかった場合は自宅で行う。
第24回-問題38
介護職が申し送りで、利用者の状態を報告する時の発言として、最も適切なものを一つ選びなさい。
1:「本日朝6時に少量の胃液を嘔吐した」
2:「嘔吐したので、胃腸薬の服用が必要である」
3:「気分が悪そうだったので、かわいそうに思った」
4:「少しだけ嘔吐した」
5:「嘔吐したが、排泄は順調であるため問題ないと思われる」
第24回-問題39
Hさん(79歳、女性)は一人暮らしである。夫は6か月前に死亡した。夫の死後すぐに脳梗塞(cerebral infarction)を起こし入院、軽い構音障害が残った。2か月後退院し在宅での生活となり、訪問介護員が初回訪問した。
訪問介護員の対応として、最も適切なものを一つ選びなさい。
1:訪問介護員が自分の生い立ちについて話した。
2:Hさんを理解するため夫の死亡について詳しくたずねた。
3:話が聞き取れないときも分かったふりをした。
4:Hさんの言葉にうなずきながらゆっくりと話を聴いた。
5:訪問介護員が予定した質問を中心に会話を進めた。
第24回-問題40
Jさん(80歳、男性)は、嚥下機能が低下し食事接取が減少した結果、低栄養状態が問題となっている。この問題を検討するカンファレンスの参加者は、介護福祉士と施設長、医師、看護師、管理栄養士であった。
介護福祉士の参加のあり方として、最も適切なものを一つ選びなさい。
1:発言するときは、施設長の意見に合わせて発言する。
2:話を聞くときは、少数意見より多数意見を重視する。
3:分からないことは会議中に質問せず、会議後に調べる。
4:参加者間で意見の不一致があっても議論し、合意点を見いだす。
5:低栄養に関する問題なので、医師の意見に従う。
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