介護職が申し送りで、利用者の状態を報告する時の発言として、最も適切なものを一つ選びなさい。
1:「本日朝6時に少量の胃液を嘔吐した」
2:「嘔吐したので、胃腸薬の服用が必要である」
3:「気分が悪そうだったので、かわいそうに思った」
4:「少しだけ嘔吐した」
5:「嘔吐したが、排泄は順調であるため問題ないと思われる」
答:1
1:正しい。「本日朝6時に少量の胃液を嘔吐した」は、客観的事実を簡潔に述べられており適切な申し送りといえる。
2:誤り。服薬について介護職が指示してはならず、「胃腸薬の服用が必要である」という報告は不適切である。
3:誤り。申し送りでは客観的事実を報告する必要があり、「かわいそうに思った」という主観的な報告は不適切である。
4:誤り。「少しだけ嘔吐した」では、時間や嘔吐した量、内容物等の情報がなく適切な申し送りとはいえない。
5:誤り。病状について介護職が判断してはならず、「排泄は順調であるため問題ないと思われる」という報告は不適切である。