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第24回-問題38

介護職が申し送りで、利用者の状態を報告する時の発言として、最も適切なものを一つ選びなさい。

1:「本日朝6時に少量の胃液を嘔吐した」

2:「嘔吐したので、胃腸薬の服用が必要である」

3:「気分が悪そうだったので、かわいそうに思った」

4:「少しだけ嘔吐した」

5:「嘔吐したが、排泄は順調であるため問題ないと思われる」

答:1

1:正しい。「本日朝6時に少量の胃液を嘔吐した」は、客観的事実を簡潔に述べられており適切な申し送りといえる。

2:誤り。服薬について介護職が指示してはならず、「胃腸薬の服用が必要である」という報告は不適切である。

3:誤り。申し送りでは客観的事実を報告する必要があり、「かわいそうに思った」という主観的な報告は不適切である。

4:誤り。「少しだけ嘔吐した」では、時間や嘔吐した量、内容物等の情報がなく適切な申し送りとはいえない。

5:誤り。病状について介護職が判断してはならず、「排泄は順調であるため問題ないと思われる」という報告は不適切である。

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