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第25回-問題15

個人の権利を守る制度に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1:成年後見制度は、「後見」と「保佐」の2類型で構成される。

2:日常生活自立支援事業では、利用を開始する際に利用者の判断能力は審査しない。

3:日常生活自立支援事業には、初期相談、利用援助契約などを行う「専門員」が配置される。

4:個人情報の保護に関する法律では、個人の同意のない個人情報の提供は例外なく禁止している。

5:「高齢者虐待防止法」は、介護施設従事者による高齢者虐待については規定していない。

(注)「高齢者虐待防止法」とは、「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」のことである。

答:3

1:誤り。成年後見制度は、「後見」「保佐」「補助」の3類型で構成される。

2:誤り。日常生活自立支援事業では、利用を開始する際に利用者が事業の契約内容について判断し得る能力があるかを審査される。

3:正しい。日常生活自立支援事業には、初期相談、利用援助契約などを行う「専門員」が配置される。

4:誤り。個人情報の保護に関する法律では、個人の同意のない個人情報の提供を原則禁止しているが、法令に基づく場合や人の生命、身体又は財産の保護のために必要がある場合であって本人の同意を得ることが困難である場合など、例外が規定されている。

5:誤り。「高齢者虐待防止法」は、介護施設従事者による高齢者虐待についても規定されている。

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