会計システムに次のようなアクセスの記録を蓄積する機能があるとき、この蓄積された情報を利用して実施するシステム監査の目的として、適切なものはどれか。
入力されたユーザIDとパスワードの組合せを、あらかじめ登録された内容と照合し、一致する場合は会計業務メニュー画面へ遷移し、一致しない場合はログインエラー画面へ遷移する。このとき、ユーザID、照合日時及び照合結果をアクセス記録として蓄積する。
ア:システムの障害情報を記録していることを確認する。
イ:システムの利用者に対する利便性を確認する。
ウ:システム利用権限の運用の適切性を確認する。
エ:品質マネジメントシステムの要求事項への適合性を確認する。
答:ウ
ア:誤り。ログインの成否は、システムの障害情報ではない。
イ:誤り。ログインの成否によって、システムの利用者に対する利便性は確認できない。
ウ:正しい。ユーザID、ログインの成否を記録することで、システム利用権限の運用の適切性を確認している。
エ:誤り。ログインの成否を記録しても、品質マネジメントシステムの要求事項への適合性は確認できない。