[中問C]
売上データの分析に関する次の記述を読んで、問に答えよ。
Aさんは、製品Nの売上の動向を分析するため、昨年と今年の売上高の推移を基に、表計算ソフトを用いて図1のワークシートを作成した。
図1のD列の移動合計欄には、当該月を含む過去12か月の売上の合計を、E列の売上累計欄には今年の売上高の累計を計算する式が入力されている。また、製品Nの売上の動向を視覚的に確認するため、図2の売上高の推移グラフを作成した。
Aさんは売上傾向の分析と経済状況の動向から、製品Nの来年の年間売上高を今年の10%増と見込んだ。また、月ごとに売上目標を定めて目標達成を管理するため、次の図のように、各月の売上傾向から目標売上高を計算する次のワークシートを作成した。
ワークシートの各セルを次のように設定するとき、セルF14に入力する計算式として、適切なものはどれか。
[各セルの設定]
・セルD2に計算式“(B2+C2)/2”を入力し、セルD3~D13に複写する。
・セルD14に計算式“合計(D2~D13)”を入力する。
・セルE2に計算式“D2/D$14”を入力し、セルE3~E14に複写する。
・セルF2に計算式“F$14*E2”を入力し、セルF3~F13に複写する。
ア:C14+(D14*0.1)
イ:C14*1.1
ウ:C14*E14
エ:合計(F2~F13)
答:イ
来年の月別目標売上高(F2~F13)は、今年の年間売上高(C14)の10%増に、月別の売上構成比(E2~E13)を乗したものである。
したがってF14は、今年の年間売上高の10%増を表す。
よって正解はイとなる。