総合的品質管理(TQM又はTQC)の重要な手法の一つである方針管理の説明として、適切なものはどれか。
ア:企業戦略の遂行状況を測定するために、財務、顧客、業務プロセス、学習と成長の四つの視点から指標を設定し、目標を管理していく活動
イ:業務改善のための課題を洗い出し、既にその課題に取り組んでいる最良の他社から学んで、自社に適用する活動
ウ:経営トップの目標を事業部、部、課などの目標に順次展開し、それを実施計画につなげて目標達成のために継続的な改善を進めていく活動
エ:現場で発生している問題を解決するために、関連する職場の人々がチームを作り、計画を立てて改善を進めていく活動
答:ウ
ア:誤り。企業戦略の遂行状況を測定するために、財務、顧客、業務プロセス、学習と成長の四つの視点から指標を設定し、目標を管理していく活動は、バランススコアカードによる手法である。
イ:誤り。業務改善のための課題を洗い出し、既にその課題に取り組んでいる最良の他社から学んで、自社に適用する活動は、ベンチマーキングである。
ウ:正しい。経営トップの目標を事業部、部、課などの目標に順次展開し、それを実施計画につなげて目標達成のために継続的な改善を進めていく活動は、方針管理である。
エ:誤り。現場で発生している問題を解決するために、関連する職場の人々がチームを作り、計画を立てて改善を進めていく活動は、QCサークルである。