プロジェクトの立上げ時に考慮すべき事項として、適切なものはどれか。
ア:組織内部における前提条件や制約条件を明確にすることは重要であるが、自身では制御できない外部環境における前提条件や制約条件を明確にすることは意昧がないので行わない。
イ:プロジェクト立上げ時には今後プロジェクトがどのように進捗していくかを想定することは難しいので、プロジェクトの目的は、どのような成果が出せそうかが見えてきた段階まで待って示す。
ウ:プロジェクト立上げに当たって、細分化された最小単位の工程ごとに具体的な予算を見積もる必要があり、これができない場合にはプロジェクトを立ち上げることはできない。
エ:プロジェクト立上げに当たって、プロジェクトマネージャを任命し責任や権限を明確にしておく。
答:エ
ア:誤り。可能であれば、外部環境における前提条件や制約条件も明確にしておくほうがよい。
イ:誤り。プロジェクトの目的は明確にした上で、プロジェクトを立ち上げるべきである。
ウ:誤り。全行程に対しての完全な見積もりがなくても、概算でプロジェクトを立ち上げることは可能である。
エ:正しい。プロジェクト憲章によって、プロジェクトマネージャを任命し責任や権限を明確にしておく。