内部統制を考慮した職務分掌として、適切なものはどれか。
ア:申請者自身が承認を行えないように定めた。
イ:長期不在となる上司の権限を部下に委譲した。
ウ:早番の担当者の残作業を遅番の担当者に引き継いだ。
エ:一つの作業を複数人で手分けして実施した。
答:ア
職務分掌の役割は、権限や職責を分けることで、作業を分担するという意味ではない。
また、内部にチェック機能を働かせることが、内部統制の目的でもあるので、職務分掌の結果、チェック機能が有効になっていなければならない。
よって正解はアとなる。