RAID1(ミラーリング)の特徴として、適切なものはどれか。
ア:2台以上のハードディスクに同じデータを書き込むことによって、データの可用性を高める。
イ:2台以上のハードディスクを連結することによって、その合計容量をもつ仮想的な1台のハードディスクドライブとして使用できる。
ウ:一つのデータを分割し、 2台以上のハードディスクに並行して書き込むことによって、書込み動作を高速化する。
エ:分割したデータと誤り訂正のためのパリティ情報を3台以上のハードディスクに分散して書き込むことによって、データの可用性を高め、かつ、書込み動作を高速化する。
答:ア
ア:正しい。RAID1では、2台以上のハードディスクに同じデータを書き込むことによって、データの可用性を高める。
イ:誤り。2台以上のハードディスクを連結することによって、その合計容量をもつ仮想的な1台のハードディスクドライブとして使用できるのは、RAIDやスパンニングの効果であってRAID1の特徴ではない。
ウ:誤り。一つのデータを分割し、 2台以上のハードディスクに並行して書き込むことによって、書込み動作を高速化するのは、RAID0である。
エ:誤り。分割したデータと誤り訂正のためのパリティ情報を3台以上のハードディスクに分散して書き込むことによって、データの可用性を高め、かつ、書込み動作を高速化するのは、RAID5である。