ITを利用した業務処理の統制のうち、ソフトウェアによる自動処理と人手による処理を組み合わせた統制について記述しているものはどれか。
ア:営業員が開拓した取引先の情報を本人が直接入力するので、誤入力を防止できる。
イ:営業員が入力した発注金額がある額を超えると管理者の承認操作を必要とするので、取引内容の適切性が複数の目で確認できる。
ウ:新規の取引先を登録するために操作に慣れている専門の契約担当者が情報を入力するので、誤入力を防止できる。
エ:登録された受注データに基づいてソフトウェアで製造指示データを自動作成するので、ヒューマンエラーを排除できる。
答:イ
ア:誤り。取引先の情報を本人が直接入力するのは、人手による処理での業務処理の統制である。
イ:正しい。営業員が入力した発注金額がある額を超えると管理者の承認操作を必要とするのは、ソフトウェアによる自動処理での統制で、取引内容の適切性が複数の目で確認できるのは、人手による処理での業務処理の統制である。
ウ:誤り。専門の契約担当者が情報を入力するのは、人手による処理での業務処理の統制である。
エ:誤り。登録された受注データに基づいてソフトウェアで製造指示データを自動作成するのは、ソフトウェアによる自動処理での統制である。