A作業、B作業、C作業からなる図のような業務プロセスがある。情報システムを導入することで改善が実現できるとき、製品を1個製造するために必要な作業工数は改善前に比べて何%削減されるか。ここで、図の矢印は作業順序を表し、作業工数は要員数×作業時間で計算する。
[改善前]
・各作業の要因数は10名
・製品1個当たりの所要作業時間は、A作業は3時間、B作業は3時間、C作業は4時間である。
[改善後]
・A作業に必要な要員数が半分になる。
・C作業の製品1個当たりの所要作業時間が半分になる。
ア:15
イ:20
ウ:30
エ:35
答:エ
各作業の改善前と改善後の作業工数を比べる。
A作業:改善前=10×3=30、改善後=10÷2×3=15
B作業:改善前=10×3=30、改善後=10×3=30(変化せず)
C作業:改善前=10×4=40、改善後=10×4÷2=20
改善前の合計:30+30+40=100
改善後の合計:15+30+20=65
よって35%改善し、正解はエとなる。