ABC分析の説明として、適切なものはどれか。
ア:不具合がどのような原因によって起きているのかなどを、魚の骨に似た図によって系統的に把握する手法
イ:二つの変数の間に関係があるかどうかを、収集したデータを用いて解析する手法
ウ:母集団からサンプルを抜き取って検査を行い、サンプル中の不良個数によって母集団の品質を判定する手法
エ:優先的に管理すべき対象を明確にするために、売上金額などの累積構成比を基に重要度のランク付けを行う手法
答:エ
ア:誤り。不具合がどのような原因によって起きているのかなどを、魚の骨に似た図によって系統的に把握する手法は、特性要因図による分析である。
イ:誤り。二つの変数の間に関係があるかどうかを、収集したデータを用いて解析する手法は、散布図による分析である。
ウ:誤り。母集団からサンプルを抜き取って検査を行い、サンプル中の不良個数によって母集団の品質を判定する手法は、サンプリングを用いた管理図による分析である。
エ:正しい。優先的に管理すべき対象を明確にするために、売上金額などの累積構成比を基に重要度のランク付けを行う手法は、パレート図によるABC分析である。