フールプルーフの考え方として、適切なものはどれか。
ア：故障などでシステムに障害が発生した際に、被害を最小限にとどめるようにシステムを安全な状態にする。
イ：システム障害は必ず発生するという思想の下、故障の影響を最低限に抑えるために、機器の多重化などの仕組みを作る。
ウ：システムに故障が発生する確率を限りなくゼロに近づけていく。
エ：人間がシステムの操作を誤ってもシステムの安全性と信頼性を保持する。
答：エ
ア：誤り。故障などでシステムに障害が発生した際に、被害を最小限にとどめるようにシステムを安全な状態にするのはフェールセーフの考え方である。
イ：誤り。システム障害は必ず発生するという思想の下、故障の影響を最低限に抑えるために、機器の多重化などの仕組みを作るのはフォールトトレランスの考え方である。
ウ：誤り。システムに故障が発生する確率を限りなくゼロに近づけていくのはフォールトアボイダンスの考え方である。
エ：正しい。人間がシステムの操作を誤ってもシステムの安全性と信頼性を保持するのはフールプルーフの考え方である。