OSの機能の一つである仮想記憶方式の目的はどれか。
ア:OSが使用している主記憶の領域などに、アプリケーションプログラムがアクセスすることを防止する。
イ:主記憶の情報をハードディスクに書き出してから電力供給を停止することで、作業休止中の電力消費を少なくする。
ウ:主記憶の容量よりも大きなメモリを必要とするプログラムも実行できるようにする。
エ:主記憶よりもアクセスが高速なメモリを介在させることによって、CPUの処理を高速化する。
答:ウ
ア:誤り。OSが使用している主記憶の領域などに、アプリケーションプログラムがアクセスすることを防止するのは、メモリ保護の目的である。
イ:誤り。主記憶の情報をハードディスクに書き出してから電力供給を停止することで、作業休止中の電力消費を少なくするのは、ハイバネーション機能の目的である。
ウ:正しい。主記憶の容量よりも大きなメモリを必要とするプログラムも実行できるようにする機能は仮想記憶方式の目的である。
エ:誤り。主記憶よりもアクセスが高速なメモリを介在させることによって、CPUの処理を高速化するのは、キャッシュメモリの目的である。