情報システムの安定稼動を妨げる様々な脅威への事前対策に関する説明のうち、適切なものはどれか。
ア:外部からの不正侵入が完全に阻止できれば、不正アクセスへの事前対策としては問題ない。
イ:自然災害に対しては予測が困難なので、人的災害に絞って事前対策を講じる。
ウ:すべてのデータをバックアップしておけば、ほかの事前対策は不要となる。
エ:予想損失額や対策コストとのトレードオフを考慮して、必要な事前対策を講じる。
答:エ
ア:誤り。内部での不正についても対策が必要である。
イ:誤り。自然災害で情報システムが停止してしまわないようにシステムの二重化などの対策が必要である。
ウ:誤り。データをバックアップするだけでは不正やウィルスに対する脅威に対抗できない。
エ:正しい。事前対策にはコストが掛かるので、考慮したうえで必要な対策を講じる。