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H21春期-問98

[中問C]
通信販売業務に関する次の記述を読んで、問に答えよ。

通信販売を行っているF社には、毎週ほぼ一定の注文が届く。届いた注文は、1週間分をまとめておいて、その翌週から発送を始める。前週分のすべての注文の商品発送は、翌週中に終了させなければならない。
届いた注文の受付から商品発送までの一連の業務(以下、通販業務という)は、Aさんが担当している。休暇など、何らかの理由でAさんが通販業務の作業をできない日は、Bさんが代行する。
Aさん、Bさんが通販業務を1人で担当するときに要する1週間の平均作業時問は表のとおりである。ここで、F社の就業日は月曜から金曜までの5日間、1日の勤務時間は8時間である。

表から、Aさんが1人で通販業務を行う場合、1週間の通販業務に要する作業時間は36時間である。このことから、1週間の通販業務の業務量に対して、Aさんが1時間でできる業務量は、その1/36である。
AさんとBさんが一緒に通販業務を行うこともある。この場合、1週間の通販業務の業務量に対して、AさんとBさんが1時間でできる業務量は、その1/36+1/45である。

Aさん、Bさんがそれぞれ1人で通販業務を行う場合の作業時間と1週間の通販業務の進捗率の関係を図のようなグラフで表す。Aさんが1人で通販業務を行う場合の作業時間と進捗率の関係を線分a、Bさんが1人で通販業務を行う場合の作業時間と進捗率の関係を線分bで表す。
AさんとBさんの2人が一緒に通販業務を行うとき、作業時間と1週間の通販業務の進捗率の関係を表す線分はどれか。

ア:①

イ:②

ウ:③

エ:④

答:ア

Aさん、Bさんの2人が一緒に通販業務を行うとき、
1週間の通販業務に要する作業時間は、Aさんが1人で行う場合よりも短い。

従って、1週間の通販業務の進捗率が100%のときの時間は、
Aさんの作業時間と進捗率の関係を表す線分aよりも小さい値になる。

グラフから該当するのは①と④だが、
④は進捗率が100%のときに作業時間が0であるから除外できる。

よって正解はアとなる。

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